中古せどりは出品が大変？

副業でせどりをやっている人は多いですよね。

私がせどりを始めた数年前と比べると、一時期急激にせどらーが増えて、その後Amazonの規約変更で辞めてしまう人が出て、また元どおりに戻ったような印象です。

私は、本格的にせどりを始めた時は新品専門のせどりをしていました。

新品せどりをしていると、せどりをする人が増えるのに比例して、同じ商品を取り扱うライバル出品者が増えていきました。

その結果、経験の少ない出品者は「とにかくライバルよりも1円でも安くしないと売れない」とでも思うのか、毎日毎日まるで値下げ競争の嵐のような状態になりました。

こうなってしまうと、本来稼ぐためにやっているはずのAmazonせどりなのに、完全に不毛の戦いの場と化してしまいますよね。

当時、私はそんな値下競争に参加するつもりもなかったんですが、嫌でも流れ弾をくらってしまい非常に疲れる毎日でした。

もちろん、新品せどりは現在でも値下げ競争が頻繁にありますが・・・。

そんな感じで、出品者同士でどんどん値下げ合戦をしている姿を見ると「この人たちはいったい誰に対して商売をしているのだろう？」と思ってしまいます。

個人的意見ですが、おそらくこの出品者たちの商売相手は、お客さんではなくライバル出品者なんでしょうね（笑）

Amazonで出品されている商品は、もともと他のお店と比べて安いのが特徴なのに、そこから更に競争し合って安くしているんだから利益なんて取れるはずがありません。

こんな人たちと同じ土俵で戦う気もしなくなり、私が新品せどりから撤退したのもあなたにはご理解いただけるかと思います。

でも、中には「新品せどりから逃げた」と思う人もいるかもしれませんね。

しかし、逃げたと思う人がいたら、その人は本当にご自身でせどりを経験していない人だろうと推測します。

なぜなら、私の考えではそれでも新品せどりを続けている人こそ「変わるのが面倒だと思っている人」のような気がするからです。

すみません、ちょっと厳しい言い方だったかもしれませんね・・・。

でも、なぜそんな言い方をしたかというと、新品せどりをしている人の中にも、並行して何度か中古もやった経験があるという人はかなり多くいると思うんです。

• 中古のおもちゃ
• 中古のプリンター
• 中古の家電
• 中古のゲーム。

などなど・・・

そして、1度や2度は新品以上に多い利益を取ったオイシイ経験もしているはずなんです。

その時には「1個の商品でこんなに利益が出た！」「やっぱり中古の利益はいいなあ！」なんて良い想いをしているはずなのに、喜んだのもつかの間、気付いてみれば元の新品せどりに没頭している人がほとんどです。

なぜこうなるかというと、新品はAmazonの出品が非常に楽で、それこそ右から左へ流すだけで作業が終わってしまいます。

一方、中古の場合は仕入れたものを「検品」して、できれば「写真」も撮って、きちんとした「状態説明文」を書き、必ず商品ごとに「シール」を貼ってようやく作業が終わります。

この作業量の差で新品せどりから中古せどりに切り替えできない人が半端なく多いんですよね。

ひと言でいうと「メンドクサイ」から。

※中には中古品が仕入れできないからやらないという人もいます。そんな人はこの記事を参考にしてください。

【中古せどり】これが仕入れの真実! 圧倒的仕入れで欲を満たせ!

まあ、私のような中古せどらーからすると、中古せどらーが増えないということは、質の悪い出品者が増えないからそっとしておいてもいい話ではあるんですが・・・。

でも、この記事を読んでいただいているあたなは、せどりをただのお小遣い稼ぎ目的でやるのではなく、毎月10万円以上、20万円以上など明確な目的を持ってやるのであれば、不毛地帯での戦いは避けるように強く言いたいです。

中古品の出品は大変だと思っても、そもそもそんなことを言ってる連中はその出品作業を数えるほどしかしてない人たちです。

1度や2度の中古出品をして、出品作業に慣れる前に辞めちゃってる人たちの意見を鵜呑みにして「中古は作業が大変なんだ」なんてあなたは決して思わないでください。

逆に、新品で月10万円、20万円の利益を出すために出品する商品数や仕入資金を考えたら、中古で同じ利益を出すための出品作業と仕入資金なんて比較対象にもならない程度のものです。

それでも「出品作業は嫌だ！」というのなら、利益の多い中古だからこそ出品代行に依頼することだって可能です。

こうなったら、仕入れだけに没頭できます。

もはや新品をやる意味すらわからなくなりますよね（笑）

もちろん新品でも確実に利益が取れるものはどんどん仕入れてください。

私もそうしています。

でも、基本は中古にシフトしてせどりをやってみてください。

中古は利益も大きいし、同じ商品でも状態が違いそれぞれが1点ものになりますので、どうすれば1円でも高く売れるかという勉強にもなります。

そして、新品せどりのように仕入資金の支払いにビクビクすることもなくなります。

中古せどりは、ただ利益が取れやすい逃げるための場所なんかではありません。

ライバル出品者を相手に商売する場所でもありません。

中古商品の商売相手は本来のお客様です。

（もちろん新品もですが）

そして、Amazon販売を通じてビジネスの本質を学べる場所です。

このことを理解してぜひ中古せどりの世界に飛び込んできてください！