せどりは再現性や即金性が高く、副業にはもってこいだということで始めてみたけど・・・
いざせどりをやってみると、仕入れが難しくて困っているという状況になっていませんか?
もしもあなたが今そのような状況下にいるとしても、それは誰しも一度はぶち当たる壁なので落ち込まず前向きにせどりをやっていきましょうね。
さて、この記事ではそんなあなたの為に、あなたが仕入れをする際に基準にすべきことを書いていきます。
なお、これを読めば明日から劇的に仕入れができますなんて大袈裟なことは言いません。
それを求めるなら、仕入れ同行かコンサルで直接「見て」「動いて」「伝えて」教えるしか方法がありませんのでその点はご理解いただいた上でお読みください。
しかし、この内容を理解すれば今まで仕入れできていなかった物も仕入れできるようになるということは保証します。
仕入れの幅が広がるので、必然的に仕入量の増加にもつながり、ひいては売り上げと利益のアップも見込めます。
せどりが上手な人は、みんな共通してこのような考えを基に商品を選別していますので、是非参考にしてくださいね♪
せどりは「今」だけで終わらない
せどりをやっている人は、今月だけの売り上げや利益を求めてやっているわけではないですよね?
来月も再来月も、来年も再来年も、将来ずっと利益を出して稼いでいけるようにやっているわけですよね。
だから「今」の結果で一喜一憂するのではなく、いかに安定した絶対的な仕入れができるようになり、それによって自分の思いどおりの結果を自ら作れるせどらーになることが目的です。
そんなせどりをしていくためには、目の前にある商品とAmazonの価格差だけを何も考えずに調べているだけではまったく進歩していきません。
目の前の商品の価格差だけを調べるようなせどりは常に「たまたま」の連続で、いくら商品が仕入れできてもそれはたまたまで、次回は商品が仕入れできるかどうかもわかりません。
そんないつまで経っても「にわかせどり」の状況を打破するため、せどりで大切な考え方をこの記事でお伝えしていきますので、しっかりついてきてくださいね!
仕入れに必要な4つの鍵
まず結論から申しますと、せどりで商品を仕入れる際に必要な考え方は大きく分けて4つ存在します。
その4つとは
- 価格と回転
- 商品の状態
- ライバルの状況
- 商品を未来につなげる
ということです。
こう聞いただけではまったくわかりませんよね^^;
それでは、ひとつひとつを実際の仕入れするときの状況に合わせて説明していきますので、わかるまで何度も読み返してくださいね。
でも、ただ読むだけでは机上論で終わるだけですので、実際の仕入れをしながら繰り返し読み返してください。
そうすると、少しずつでも頭だけでなく体で覚えていけますから。
では、いきましょう♪
価格&回転
商品の仕入れ時に大きな判断材料となる『価格』と『回転』について解説します。
■価格差
これはせどりをやろうとするなら誰でもわかることですが、価格差とは仕入れ対象の商品とAmazonとの価格差のことです。
この価格差が一定以上無い限り利益を取ることができませんので、きちんと見ていきましょう。
稀にですが、純粋に目の前の商品の価格とAmazonの価格だけの差を見て利益が出ると思っている人がいます。
そのとおりの「Amazon価格」-「仕入れ商品価格」=「まるまる利益」でしたら最高なんですが、そうはいきません。
私たちせどらーは、Amazonというプラットフォームで商品を販売させてもらっています。
だから、売り上げた代金のうち何割かはAmazonに持っていかれます。
これはあくまでも簡易的な基準ですが、仕入れ価格と販売価格はこのくらいは差があったほうが良いです。
仕入値500円→販売価格2000円以上
仕入値1000円→販売価格3000円以上
仕入値2000円→販売価格5000円以上
仕入値3000円→販売価格7000円以上
Amazonカテゴリによっては、これでも物足りないものもあります。
Amazonに支払う手数料は想像以上に大きいので、これらはあくまでも最低限ほしいと思う価格差の基準として考えてください。
■利益率1(一般的な商品)
ときどき利益率をきちんと把握していない人がいますが、ここできちんとした利益率の計算式を書いておきます。
利益率=利益÷価格(売価)×100(%)
です。
この計算式で出た数字が本当の利益率です。
一般的な中古せどりでは、仕入れ時の利益率は30%程度を狙います。
しかし、手元にお金を残して、それを増やし続けていくためには、この利益率では厳しいです。
私の基準にしている利益率は50%です。
この利益率を確保できればリアルにお金が増えていきます。
仕入れ時の利益率が30%くらいになると、新品せどりをやっているのとあまり状況が変わらなくなってきますので自分の中で基準はきちんと設けておきましょう。
なお、これは仕入れる全商品が絶対に30%を下ってはダメということではありません。
中古せどりでも、新品せどりと同じように出品後即売れするような商品はいくらでもあります。
確実に即売れして利益が取れるとわかっているものは、多少利益が低くなっても仕入れる場合もあります。
■利益率2(超高回転な商品)
仕入れをしていると、中古品と言えど出品と同時に即売れするような商品は多々あります。
そのような確実に即売れすることがわかっているような商品は、普段の利益率の基準に届かなくともきちんと利益が取れるものなら積極的に仕入れていっても大丈夫です。
例えば、仕入れ値が1000円する商品で利益が500円しか取れないとうなものがあったとします。
このような商品は、通常では仕入れ対象にはなりませんが、確実に即売れするのがわかっていれば仕入れます。
ただ、新品せどりのように仕入値5000円で利益が1000円なんてとんでもない利益の低い商品は除外しましよう。
■過去の相場による基準
ここから少し高等テクニックになります。
仕入れの際にモノレートを見て判断すると思いますが、モノレートは現在のものだけを見ていたのではダメです。
例えばこの商品、お店で2000円で売っていたらあなたなら仕入れますか?
TEAC Reference 01 ドッキングステーション iPhone/iPad/iPod touch用 ブラック DS-H01-B
モノレート
モノレートのグラフの下がったところが売れたところを表しています。
3ヶ月でわずか1回しか売れていませんよね。
お店でこの商品を見つけて仕入れる人ってほぼいないと思います。
でも、これで諦めていたのでは仕入量がいつまでたっても増えないままです。
モノレートの見方を少し変えて過去の相場を見てみると・・・
2、3年前くらいは15000円以上で何度か売れていますね。
その後も価格を10000円前後にすれば売れています。
しかも、価格を10000円前後に変更した段階で、売れるまで3ヶ月もかかっていません。
だから私なら仕入れます(^^)
ちなみに、実際に仕入れて売りました(^^)
1月に8980円で売れてるのが私です。
これで利益5600円ほどいただいています。
5600円という利益を得るために投資した金額は2000円という結果です。
こうやって、他の人なら仕入れないであろう商品を仕入れできると商品数もライバルも少ないので、結構早く売れていくことが多くあります。そして潤沢な利益もGETできます。
■モノレートのギザギザだけの判断では駄目
前述の「過去の相場による基準」と重なる点もありますが、世間一般にモノレートのギザギザが多い商品を仕入れなさいと言われています。
モノレートのギザギザというのは多ければ多いほどよく売れているからですね。
こんな感じです。
世のせどらーさんたちって、このような高回転商品を求めている人ばかりなんですね。
ということは、逆にギザギザがない商品って見向きもされてないのでは??
そのとおりです(^^)
中古せどりではそのあたりにもアンテナを張って商品を見ていきましょう!
「人の行く裏に道あり花の山」
先ほど「過去の相場による基準」で例に挙げた商品もそうでしたが、こんなパターンもあります。
パナソニック デジタルカメラ LUMIX (ルミックス) コスモブルー DMC-FX33-A
モノレート
3ヶ月でギザギザがわずか2回。
あまり積極的に拾いたくない商品ですよね。
ちなみに、これも私が売ったものですが、私が仕入れた時は3ヶ月でギザギザ1回だけでした^^;
お店で1500円で拾った商品です。
私がなぜこの商品を仕入れたのかと言うと、これも過去の状況からの判断です。
12ヶ月で見ると思った以上に売れています。
そして、2018年11月11日からぱったり売れなくなり、2019年1月14日にようやく売れています。
この間2ヶ月ちょっとの間なぜ売れてないかと言うと、価格が高いから。
11月に一気に7000円に跳ね上がってそこから徐々に下がっていき、4450円になって再び売れています。
私がお店で見つけた商品は、箱付きの商品だったので、欠品している付属品は説明文にきちんと明記して写真も掲載して出品すれば、どんなに最悪な状況でも最悪でも3500円位上では売れると見込んで仕入れました。
で、その結果1月31日に3980円で売れていきました。
出品後わずか4日での販売です。
(正直言うと、もっと強気で出品してもよかったですね)
このように、世間一般に言われているギザギザがあればあるほど良いという迷信を信じている人が多ければ多いほど、私たちのような考えるせどらーはその裏で稼ぎ続けることになります♪
商品の状態
商品の仕入れ時に大きな判断材料となる『状態』について解説します。
■商品の中身
中古せどりは取り扱う商品が中古品だけに、外箱が無い商品が多いので幸い商品の見た目の状態はわかりやすいのですが、中にはご丁寧に化粧箱に包まれたままの商品もあります。
そんな商品を仕入れるときには、できれば店員さんに中身の状態を聞くようにしてみましょう。
お店によっては、中の商品の状態や付属品のことを書いてくれているところもありますが、時々付属品の欠品があるにもかかわらず、まるで何の問題もないように普通に売られている商品もあります。
気になる商品があれば、「買いたいので中を見せてもらえませんか?」と勇気を持って一言お願いしてみましょう。
断られることはまずないですよ。
そして、きちんと中身が確認できれば気持ちよく仕入れできますからね。
また、その時点で出品コンディションの判断もできますので、想定売価と想定利益も判明します。
せっかく店舗に行ってるんですから、電脳ではなかなかできない店員さんとのコミュニケーションはどんどん取っていきましょう!
店員さんによっては、思わぬお得情報をもらえることもよくありますので。
■商品のチェックをすれば他にも応用が効く
店員さんに中身のチェックのお願いをするのは、お店に入って早い段階で聞くのが良いと思います。
その時に「値札に何も書いてない場合は他の商品も欠品がないと思って大丈夫ですか?」とか聞いてみて、そうであれば他の箱付き商品を見ていくのも楽になりますし、店員さんによっては「最後にレジで全部確認しますね」って言ってくれることもあります。
また、一度聞いておくことで次回からそのお店に行ったときの判断基準になるので今後もずっと楽になりますので。
■商品に欠品があった時
中古品を探していると、値札に「○○が欠品しています」と書いてあることがよくあります。
そんな場合、欠品しているから仕入れ対象にならないとすぐに諦めるのではなくて、欠品分を補うことはできないかと考えましょう。
よくあるのが、商品の本体はあるけど電源アダプターやLANケーブルがない商品。
こんな場合は、諦めるのはもってのほかです。
あなたがその商品を見ている同じお店で電源アダプターもLANケーブルも売っていますよ♪
しかも100円とか200円とかの破格で。
欠品分をそこで補うことで商品の販売価格がそれ以上に上がるのであれば、どんどん足していきましょう!
プリンターなども電源コードやUSBケーブルがない商品はたくさんあります。
それらもプラス100円ほどで1000円くらいの価値を生み出すことも可能になります。
欠品があった時は、補う事ができるかどうか考えてみましょう。
■バラして売れないか
欠品商品は足して売るということをご理解いただけたと思いますが、今度は反対にバラして売ることはできないかを考えます。
例えば、プリンターで印刷はできるけどそれ以外の理由でジャンク品になっているものなどは、プリントヘッドだけを取り出してヤフオクなどで販売することも可能です。
ジャンク品のプリンターは500円や1000円以下で拾えるものが多くありますので、プリントヘッドを売るだけで利益が出てしまうものも多くあります。
また、ゲーム機なども本体に問題があってもコントローラーだけで利益が取れるものなどありますので、このあたりにも敏感になっておきましょう。
■未チェック品はチェック可能か店員に聞く
ジャンクコーナーなどによくあるケースですが、値札の説明欄に「動作未チェック」と書かれているものがあります。
チェックをしていないだけの理由で投げ売り価格で置かれていますので、パッケージ入りの商品は開封して動作チェックをしてもいいか店員さんに聞いてみましょう。
動作チェックはお店の隅にあるこのようなコーナーでできます。
わからないことでもなんでも、遠慮せず店員さんに聞いていくことでスキルアップにもつながりますよ。
ライバルの状況
商品の仕入れ時に大きな判断材料となる『ライバルの状況』について解説します。
■出品者数も確認する
商品をチェックする時にモノレートを参考にすると思いますが、モノレートを見る時は前述のグラフのギザギザや価格だけを見るのではなく、出品者の数もチェックしましょう。
どんなに回転の良い商品を見つけたとしても、同条件のライバル出品者が多い場合は思ってる以上に回転が悪くなるものです。
反対に、回転の悪い商品でも出品者が極端に少ない場合は、写真や説明をきちんとして出品するとすぐに売れることがよくあります。
出品者数を見るときも、今の数字だけを見るのではなく過去から今までの変化を見ていくようにしましょう。
出品者が今だけ瞬間的に少ないだけか、通年で少ないか、昔は多かったが徐々に少なくなってきたかなどで、その商品の流通状態や希少度なども推測することができますので。
■出品者の質も確認する
中古品せどりでは商品の状態をきちんと見るのも大切ですが、それと同じように現在の出品者の状態(質)もきちんと見ないといけません。
これは、出品者がどのようなコンディションで出品しているのかというだけの話ではありません。
その出品者自体の質を見るという意味です。
評価はもちろん、説明文の書き方、写真の有無と撮り方などをしっかりと見て、自分が出品した際に今出品している人たちの中でどこまで高値に持っていけるか判断します。
この判断は、仕入れ時にお店で判断することです。
今からいきなり瞬時に判断することは難しいと思いますが、仕入れる際に常に意識して見るようにしていると、何度か販売を繰り返したらすぐ理解できるようになります。
ちなみに、Amazonで販売経験のない人は最初は評価の面で誰よりも劣ると思いがちですが、そこはまったく意識しないほうが良いです。
それよりも、Amazonに出品する商品1品1品を心をこめて説明してあげ、写真を撮って見せてあげることで評価はすぐに付いてきます。
新品せどりと違い、中古商品を売るためには販売力がモノを言います。
販売力と言っても眉をひそめる必要はありませんよ。
あなたの家族に売ってあげるという気持ちで商品を説明して写真も掲載してあげてください。
これが最強の販売力につながりますので。
仕入れた商品を未来につなげる
一度仕入れて販売した商品を管理し『今後のせどりに活かす方法』について解説します。
■商品はエクセルで管理する
仕入れた商品はエクセルなどで必ず管理しましょう。
エクセルでは、まず最低限「仕入れた日」「ASIN」「商品名」「仕入れ価格」を入力しておきます。
そして、商品が売れるたびに「売れた日」「販売価格」「利益額」を追加します。
これは面倒だと思っても必ず付けていくようにしましょう。
この記帳を続けることで、商品の知識も増えますし回転の傾向や過去から現在の診断もできます。
そして、記帳したものは自動的に「リスト」になっています。
このリストが今後のあなたのせどりを更に加速させる資産になっていくんです♪
このリストは電脳せどりにも活かせます。
電脳せどりも店舗せどりと同じで、毎回行き当たりばったりで一喜一憂する人ばかりです。
しかも、店舗に比べるとどうしても利益率が大きく落ちてしまう傾向があります。
でも、実際に店舗で仕入れしている商品のリストを持っていることで、電脳専門せどらーも負かしてしまう資産を持っていることになるんです。
このリアルで作ったリストはかなり強いですよ。
電脳せどりは家から出ずにできるので楽なイメージがありますが、リストがなければその時その時で仕入れできるか博打のようなスタイルになってしまいます。
電脳せどりだけで本当にせどりが解決できるのでしたら、店舗せどらーなんて存在しません。
店舗が面倒だと電脳に飛び付く人なんてアウトオブ眼中(死語)で、私たちは店舗せどりのリストを資産にして電脳でもオイシイところだけをいただいていきましょう(^^)
まとめ
いかがでしたでしょうか。
私は普段の仕入れをこのような感覚でやっていて、思いどおりの結果を出しています。
この記事を読んだだけでは完全に理解できない点もあるかもしれませんが、そこは実際のあなたの行動で穴埋めしていくしかありません。
今、せどりでどんなに成功している人でも、みんな同じスタートラインから始めています。
それでも結果に違いが出ているのは、いかに考えていかに行動しているかの差です。
そして、成果を出している人のほぼ全員が、成功している人の教えを受けています。
成功している人に教えてもらうことは、あなたが成功するための最短の道のりです。
教えてもらったことにプラスして考えることをすれば、もうあなたの成功は保証されたようなものです。
この記事を最後までお読みいただいたあなたは、成功するための素質は十分に持っている人です。
そんなあなたにとって、この記事で少しでも前進できることを祈って終わりにしたいと思います。
それでは、中古せどりであなたの人生を激変するために頑張ってくださいね!
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