中古品を仕入れしていると、同じ商品で壊れているものをみつけることが度々あります。
もちろん、そんな商品は壊れたまま売られているので使い物になりません。
お店側としても、正直な気持ちは「こんな商品誰も買わないだろう」とほんの少し思っているはずです(笑)
まあ、それでも部品取りとして買ってくれる人がいればラッキーくらいの感覚でしょうね。
私も仕入れに行くたびにこのような商品を度々見かけてきましたが、以前は一切見向きもしませんでした。
そりゃそうですよね。
いくら中古と言えど、アマゾンで壊れた商品を売っていると最悪垢バンになりかねません。
それに、壊れた商品をいちいち調べるなんて意味のないことに時間と労力を費やすなんて無駄以外の何者でもないですから。
と、こんな感じでずっとスルーし続けていたゴミ商品ですが、ある日仕入れに行ったときに過去に何度か売った経験のある商品がゴミのようにまとめてある商品の中に混ざっていたんです。
これを見たときには「Amazonであんなに人気がある商品で価格も高い物なのに、壊れた姿を見ると無残な姿だな」と手に取りながら感じていました。
そして、その商品を元の「ゴミ置き場」に戻そうとした時、そのゴミの中に今手にしている物と同じ商品が埋もれているのを発見しました。
「これが壊れてなければな・・・」と残念な気持ちになりながら、両手で商品を持って眺めていると、あることに気付きました。
両手に持っているそれぞれの商品が、壊れている部分が違っていたんです。
「ということは・・・この2つの商品をバラしてひとつにすると正常な商品に戻るのでは?」と思ったんです。
おそらく今この記事を読んでいるあなたからすると「そんなの当たり前じゃん」って思われるかもしれませんが、渦中で仕入れをしている本人からすると、まず「ゴミ」という固定観念があるうえに、そもそも仕入れ対象ではないという思考も重なっているので、このひらめきが出るだけで結構重大な発見だということはご理解ください^^;
実際、その時手にしていた商品とは違うんですが、最近同じようなケースがありましたのでご紹介しますね。
今回見つけたのは、ある有名メーカーのヘッドホン。
Amazonで中古で本体のみの価格でも7,000円以上で売れる商品です。
お店で見つけた時は、ひとつは頭に掛ける部分が割れて無くなっているもの。
もうひとつは耳にあてる部分が無くなっているもの。
でした。
これは簡単に直せそうですね(^^)
家に帰って約10分ほどで完了しました♪
※本当は修理に5分も掛からないと思っていましたが、耳あてのまわりにある出っ張り部分をきれいに溝に入れていくのにちょっと手こずりました^^;
お店ではこれら2つの商品は使い物にならない商品として、108円と324円の合計432円で拾ってきました。
そんなゴミ同士の商品でも、お互いの欠点を補い合うことで、ちょっとした修復で数百円のものが数千円の利益商品に変貌を遂げます。
中古せどりはただでさえ利益率が高いのに、少し知恵を絞ってこんな方法も取り入れていくと益々利益率も利益額も増えていく一方ですね♪
もちろん、あえてこのような商品を狙って仕入れをしているわけではないのでこのような商品は全体の一部だけですが、こうやって少しづつでも自分で修理したり商品同士をくっつけてみたりしていくと、それがすべて自分のノウハウとなりスキルアップしていくことに繋がります。
でも、ここまでくるともはやせどりのラインは超えて半分職人みたいなものですね^^;
中古せどりって、そもそも参入障壁が高いイメージがありますが(イメージだけですけど)、腕を上げていくとどんなにライバルが増えていこうが日本中の人が中古せどりを始めようが、いつまで経ってもブルーオーシャンの世界じゃないのかと思えてきそうです。
今回は同じ商品で壊れているもの同士をくっつける方法でご説明しましたが、このようなパターン以外にも付属品が無いことで格安になっている商品もよくあります。
この記事の中でも説明しましたよね。
【中古せどり特別記事】これが仕入れの真実! 圧倒的仕入れで欲を満たせ!
「4.商品の状態」の中の「3.商品に欠品があった時」の部分です。
この付属品欠品のパターンは、中古せどりをやっていくと結構使うパターンなので、ぜひぜひ活かしてくださいね。
私たちがやっている中古せどりはとにかく貪欲に利益を求めていくことが可能な世界です。
この利益を求める順番は
- 安定した絶対的仕入れができるようになる
- 欠品部品を付けてより高値で売れるようになる
- 簡単な修理ができるようになる
- ニコイチやバラシができるようになる
という流れで着実にステップアップしていきましょう!
やればやるほど仕入れの幅はどんどん広がっていき、毎回の仕入れが本当に楽しくなりますよ♪
中古せどりを「天職」と思えるくらいEnjoyしていきましょうね♪
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