新品せどりをしている人は、仕入れの際の判断基準として、ランキングと同時に出品者の最安値を重要視する人が多いと思います。
なぜなら、新品商品は出品されているもの全てが同じ状態という前提なので、全く同じ商品なら最安値のものから売れていくのが常識だからです。
従って、新品せどりをやる場合はこの判断基準で大丈夫ですよね!
一方、中古せどりの場合はどうでしょう?
中古商品というのは新品と違って1点1点の状態が全て違います。
例えば中古せどりで大人気のプリンターを例に上げると、付属品の有無・本体の状態(キズ汚れの程度など)で値付けは変わってきますし、敏腕出品者となると写真の掲載やコンディション説明文の書き方、出品者の評価の程度でも差別化をしてきます。
このように、中古せどりって新品商品のような「定価」というものが無いだけに、いろんな角度から商品を見て1円でも高く売るために努力をしながら販売をしていく世界です。
(時には付属品を買い足したり、逆にバラして売ることもあります)
- 新品せどりは最安値から売れる
- 中古せどりは今の状態のものを1円でも高く売る
同じせどりという行為ですが、新品と中古って全く異質のやり方ですよね!
以上のように、販売方法が180度違うせどりなのに、仕入れをする段階では新品でも中古品でも同じような判断の仕方で商品を見ている人があまりにも多すぎます。
お店に行って商品のバーコードを読み取ったり、型番を打ち込んでモノレートを開いてランキングと中古品の最安値をチェックして、「これは利益が出る」「これはダメだ」と商品を選別していく・・・
その結果、今日もまた「思いどおりに仕入れができなかった」「大した利益にならなかった」と嘆いて帰る人・人・人・・・
そんな中古せどりに躓いている人にハッキリ言ったほうがためになると思いますので言いますが、中古せどりはAmazonでの出品の仕方からライバルとの差別化や値付けまで、全て頭を使ってストーリーを作ったうえで仕入れを行わないと思いどおりにまわっていかないんですよ!
上から目線のような言い方になって本当に恐縮ですが、(これも躓いている人のために勇気を出して言います)私の経験上中古せどりがうまくいかないという人は、頭に汗を掻いていません。
目の前の商品とモノレートのにらめっこをしているだけで、そこから得られるデータをどのように活かすかも考えていません。
モノレートを見て一瞬で「これはいける」「これはダメ」と判断して終わりです。
今この記事を読んでいる人の中にも耳が痛い人はいるんじゃないでしょうか?
中古せどらーの大部分がこんなチェックの仕方をしている状況なんですが、これがもう少し考えて見るせどらーになると、モノレートを更に深くチェックしていきます。
そして、そこで新たな気付きがあり「表面上は取れないと思ってたけど、なんか取れそうだな」と一歩前に前進します。
反対に、表面上は取れそうだったけどモノレートをきちんと見てみると取れない商品だったということもあります。
何が言いたいかといいますと、第一段階の「ランキングと最安値」を見て判断しているような人は、中古せどりが全くうまくいってない人であり、次の段階のモノレートのデータをきちんとチェックしていく人は、第一段階の人よりは結果を出している人で、その結果の違いは取り組み方の違いだということです。
目の前に無数にある商品を1点1点チェックしていかなければならないのに、そんないちいちモノレートのデータまで見てたら時間がいくらあっても足りないと言われるかもしれませんが、そう思う人は自分の成長を自ら妨げていることに気付いてくださいね!
商売では珍しいですが、せどりで成功するには近道があります。
でも、その近道は客観的に見るとめちゃくちゃ効率が悪くてすごく遠回りなことをしているように見えます。
- なぜ遠回りしているように見えるのか?
- なぜそれが近道なのか?
その理由は、私がこのブログでいくら一生懸命書いても理解できないと思います。
これは、やった人にしかわからない現実ですから。
ただ、その明確なやり方はありますので、私はそれを教えています。
だから実践した人は必ず結果が出るんですよね♪
さて、中古せどりは商品を販売するために頭を使って、モノレートのデータもきちんと見ていって、仕入れ時の段階でストーリーを立てて商品をカゴに入れていくことを解説しました。
ここまでできれば、きっと今よりワンランクアップした中古せどらーに変身できると思います。
しかし、実はここまでやっても中古せどらーとしては半人前以下です。
商品を販売するためのストーリーを作るにあたって、もう一つ重要な確認事項が抜けています。
それは、Amazonの商品ページに行って実際に出品されている商品および出品者情報を確認するという作業です。
Amazonの出品状況を確認しないなんて、ちょっと考えられないかもしれませんが、ここが抜けている人は本当に多くいます。
「仕入れの判断=モノレート」ということが前面に出すぎて、全てモノレート内だけで判断して仕入れをしてしまうようになるんですよね。
(私からすると、モノレートだけで仕入れの判断をしろと言われても怖くて絶対にできません)
せっかくモノレートで過去のデータを入手できるんですから、それと同様に現在の出品情報を入手できるAmazonもしっかりチェックして仕入れましょうよ!
戦をするには相手のことを知ったうえで戦わないと勝ち目なんてありませんよね?
モノレート情報もAmazonの出品情報も、戦を勝ち抜くために相手と武器を確かめるための重要情報です。
戦略(戦いを略す)を立てて勝ち戦に持っていくために、情報は絶対に入手していきましょう!
PS:
モノレートだけでもきちんと見ていくのは時間がかかるし面倒なのに、Amazonまできちんと見ていくなんてやってられないと思う人は、新品せどりで消耗戦をしてくださいね^^;
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