今日の記事は、私が今まで45人以上のコンサル生さんを教えてきた中で、初心者(未経験者)さんが仕入れ時に間違った認識をしていることが多かったケースについて列挙していきたいと思います。
経験者からみるとちょっと信じられないような内容もありますが、未経験の人からすると何もわからないところからのスタートなので、そこは仕方ないことです。
ひょっとして、あなたも同じように勘違いしている点があるかもしれませんので、是非チェックしてみてくださいね♪
初心者が誤解しがちな認識 13選
『仕入れツール』『keepa』『Amazonカタログ』『店舗』『その他』の各5項目に分けて、トータルで13選とします。
仕入れツールの間違った認識
せどりをしている人は、主に『せどりすとプレミアム』『アマコード』のいずれかを利用している人が多いですが、私はアマコードを使ってるのでアマコードを例にします。
せどりすとプレミアムも、表示される見た目は少し違いますが内容はほぼ同じです。
①出品者がいない商品は仕入れちゃダメ??
「新品価格も中古価格も表示されないから、この商品は仕入れできない」と考えている人がいます。
今まで、この間違った認識をしている人は結構多かったです。
新品も中古も出品されてないということは、購入者はあなたから買わざるを得ないということだから大きなチャンスですよ。
②新品と中古が混同している
お店で中古品を仕入れてAmazonで中古品として販売するのに、新品価格の方ばかり見ている人がいます。
確かに、総合的な判断として新品価格は重要ですが、初心者さんの中には、手に持っている商品とAmazon新品価格の差があれば仕入れできると思っている人がいます。
「これ、新品価格ですよ?」って教えてあげて初めて「あ!・・・」って反応されることが多いので、そもそも表示されている価格が何に対しての価格なのか理解してないのでは?と思います。
③最安値だけで判断している
これは初心者に限らず経験者にも非常に多いです。
仕入れツールで表示される価格だけを見て全てを判断してしまう・・・
こんな事していると『取りこぼし祭り』になりますよ^^;
ここに表示されている価格は、あくまでも各コンディションの最低価格です。
新品なら新品出品者の最低価格
中古なら中古出品者の最低価格 (まれにコレクター価格の場合もあります)
新品せどりをしているなら最低価格は重要になりますが、中古せどりをしているなら最低価格はあてになりません。
きちんと出品者の状態を見て判断しましょう。
④ランキングで判断している
You Tubeやブログで「ランキングが命」のように言っている発信者が多いので仕方ないとは思いますが、はっきり言ってランキングなんて何の基準にもなりません。(というのは言いすぎですが・・^^;)
もちろん、ランキングは良いに越したことはないですが、「ランキングが良い商品=売れている商品」なんて事は小学生でも判断できますよね。
その小学生でもわかるレベルの中でライバルたちと戦っていても、限界の低さは説明するまでもありません。
『だれでもできること=できることも限られる』
それに、ランキングやAmazonとの価格差に頼るせどりをしていると、仮にライバルがいない場合でも限界はあまりにも低くなります。
例えば、お店にある商品100個の内、ランキングが良くて利益が取れる商品が5個あったとします。
その場合、ランキングや価格差だけの表面的な情報だけで仕入れしている人は、どんなに頑張っても仕入れできるのはMAX5個です。
(実際には、あなたが見つける前に他のせどらーさんに取られていると思いますけど・・)
しかし、ランキングや価格差だけではない方法で仕入れをすれば、残り95個の中からいくらでも仕入れ商品は見つかります。
結果、その差は利益の差に直結します。
⑤大型マークを見逃している
仕入れツールを使っていると、大型商品に該当するものはマークが表示されます。
せどり初心者は、これを見落としている人が結構多いです。
大型商品は手数料も高いし、送料も高くなりがちなので、利益が出ると思って仕入れたものでも蓋を開けると・・・です。
気をつけましょう!
⑥セット品を見落としている
商品タイトルをよく見ずに「これはすごい利益だ!」と興奮している人がいますが、残念ながらセット販売商品だったケースも多々あります。
ここを見逃して仕入れてしまうと、後々かなり痛い目にあいますので十分注意してくださいね。
解決方法は、「タイトルをきちんと確認する癖をつける」だけです。
⑦左が最高値で右側の損益分岐点が最安値と思っている(番外編)
過去におひとりだけですが、「商品価格が最高値」を表し、「損益分岐点の表示が最安値」を表していると勘違いしている人がいました。。
これは超レアケースなので番外編としておきます^^;
keepaの間違った認識
⑧今まで一度も中古品が出品されてない商品
keepaを見て過去に一度も中古の出品実績がない商品は中古出品したらいけないと勘違いしている人がいます。
そうではなくて、自分が初めての中古出品者になればいいだけです。
過去に1度も中古出品がない商品でも、きちんと需要がある商品なら中古品にも一定の需要はありますよ。
Amazon商品カタログの間違った認識
⑨「この商品は現在お取り扱いできません」は出品禁止と思っている
Amazon商品カタログに「この商品は現在お取り扱いできません」と記載されていることがあります。
この表記を見て「出品できないの?」と読解する人がいますが、意味としては「現在出品者が誰もいませんよ」ってことです。
これはAmazonの記載方法にも問題があると感じますが、まるで「この商品は出品したらダメです!」って勘違いしてしまいそうですよね。。
でも、いくらでも出品して大丈夫なのでご安心ください♪
店舗での間違った認識
⑩商品に貼られている値下げされた値札シールを見落としている
仕入れ店舗で販売されている商品も、売れなければどんどん値下げされていきます。
値下げする場合、普通は値札シールの上に、更に値下げしたシールを貼るんですが、まれに関係ない部分に値下げしたシールが貼られていることがあります。
例えば1500円のシールが貼られていて、「ちょっとこれは利益が少ないな・・」と思っていても、裏を見てみると700円のシールが貼られていたなんてこともあります。
取りこぼしたらもったいないので、見落とさないように注意してくださいね。
⑪値札シールのない商品をスルーしている
仕入れ店舗で販売されている商品で、まれに値札が付いてないものがあります。
おそらく店員さんの貼り忘れか、何らかの原因で剥がれたかと思いますが、そんな商品を見つけた場合は必ず店員さんに値段を聞いてみてくださいね。
店員さんによっては、値段を調べるのがめんどくさいので、適当な感じで「○○円でいいですよ」って言ってくれるケースもあります。
実際、先日の同行レクチャー時もこのパターンに出くわし、一撃1万円の利益をGETしました♪
⑫値札に書かれている欠品や動作情報を見落としている
オフ系店舗の大きな値札には大きな字で状態が記載されていますが、セカストなどではめちゃくちゃ小さな字で記載されています。
老眼の私も見落としそう(笑)ですが、初心者の人は本当によく見落としています。
仕入れるときに「安い!」と思っても、欠品や動作について記載されていないか必ず確認するようにしておきましょう。
逆に、何も記載されてない商品でも欠品がある場合もあります。
気になる商品はレジで確認させてもらった上で仕入れすることをオススメします。
その他
⑬そもそもkeepaの基本的な判断力がない^^;
これは判断力をつけてくださいとしか言いようがないですが、仕入れに行くなら一応keepaの読み方や判断の仕方を理解した上で行ってくださいね^^;
間違った判断は全部自分に降り掛かってきますので。。
とは言っても、keepaの判断力を付けるのは一朝一夕にはいきません。
だから私はコンサル生さんと同行する前にかならずKeepaレクチャーをしています。
判断力が不安な人は、まずは勉強あるのみです。
まとめ
他にもまだまだありますが、ざっと振り返って「今まで何度もあったなぁ」と思いつくのが以上です。
あなたが初心者さんならいくつか当てはまる点があったのでは?
せどりをしていると、どんなに経験を積んでいってもケアレスミスは発生しますが、間違った認識のままでやっていくのとは訳が違いますからね^^;
今回記事に書いた内容は初心者さんに多い認識ミスですが、これからきちんと意識していけばすぐに改善できることばかりです。
せっかく最後までお読みいただいたので、もう次回から間違った認識は正してくださいね♪
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