中古せどりに対してなにか特別なものと思っている人がいるようなので、この記事では今日はじめて「中古せどり」というワードを耳にしたレベルの人向けに、少しでも行動のきっかけになれればと、すごく簡単に解説してみたいと思います。
せどり経験者は読む必要のない内容ですので、スルーしていただいて結構ですよ(^^)
では、見ていきましょう。
「せどり」とはなんぞや?
せどりとは、わかりやすく言えば「転売」です。
ただ、個人的には世に言われる転売とは一緒にしてほしくないですが・・・。
私たちがやっているせどりは、よくテレビなどで中国のお方が行列に並んで商品を買い占め、一般顧客に迷惑をかけているようなものではなく、リサイクルショップなどの店舗の片隅に、人目につかないままに陳列されている価値ある中古品を見つけ出し、それをインターネット上の公の目に付く場所で販売するという行為です。
「綺麗事を言うな!」と怒られるかもしれませんが、「もし私がこの商品を見つけてネット販売しなければ、この商品はいずれ廃棄される運命にあるな」と思うものもかなり多くあります。
なぜなら、扱う商品が新品ではなく中古品ですので。
だから個人的には少しは世のお役に立てている面もあるのではと自負しています。
これが私がやっている中古せどりというものなんです。
新品商品を扱う新品せどりの場合は、この論理は当てはまりませんが・・・。
中古せどりで仕入れをする店舗
せどりで商品を販売するには仕入れをしなければなりません。
その仕入先として、主な場所はここで紹介する店舗になります。
オフ系店舗
- ハードオフ
- オフハウス
- ホビーオフ
- ブックオフスーパーバザー
オフ系の店舗は全国津々浦々に存在します。
ハードオフは機械系の商品が多くなります。
プリンター・ゲーム機器・テレビ・ブルーレイなどのレコーダー・音楽機器・カーナビ・などなど。
オフハウスは、白物家電類や生活用品・アパレル・スポーツ用品・おもちゃなどが多くなります。
ホビーオフは、名前のとおりホビー系商品やおもちゃが中心となります。
ブックオフスーパーバザーは、本以外に家電類やおもちゃなど、あらゆるジャンルを取り扱っている店舗です。
基本的に大都市にしか存在しません。
ゲオ系店舗
- セカンドストリート
セカンドストリートは、アパレルがメインになる店舗で、オフハウスとかぶる商品が多いです。
お店には、アパレルリユース・トータルリユース・ユーズドセレクトという3種類の店舗があり、私たちが仕入れに行くのは基本的にトータルリユースの店舗になります。
■トータルリユースの取り扱い商品例
■アパレルリユースやユーズドセレクトの取り扱い商品例
その他の店舗
地元のリサイクルショップ
地元のリサイクルショップは、一般のせどらーからは見逃されがちです。
しかし、積極的に足を運んでみると、意外といいお店も存在しますので、このブログの読者さんは是非とも覗いてみてくださいね。
個人でやっているようなリサイクルショップは、値付けが厳しいところか大甘なところのどちらかが多い印象です。
厳しい方には行かなくていいですが、甘いところは自分だけの秘密の仕入先にすることもできますのでオススメです。
なお、大手チェーン店と違ってクレジットカードで仕入れできないお店も多いので、キャッシュ仕入れが嫌な人はご遠慮ください。
お店での仕入れのやり方
お店での仕入れのやり方は、基本的に仕入れ用のアプリを使うか、モノレートというサイトで商品の型番を手打ちして検索するようになります。
仕入れ用のアプリを使う場合
仕入れ用のアプリを使う場合は、「アマコード」や「せどりすと」などのバーコードを読み込めるアプリを使って仕入れをします。
ここでは参考としてアマコードの使い方を掲載しておきます。
■【せどり アプリ】Amacode(アマコード)の使い方
モノレートで型番入力する場合
バーコードが無い商品などの型番入力をするモノレートはこちらになります。
■モノレート
アマコードなどのバーコード読み取りアプリを使う場合も、結局はモノレートに飛んでそこで仕入れ判断をすることになります。
つまり、違いとしては、バーコードを瞬時に読み取ってモノレートで調べるか、型番をわざわざ手打ちしてモノレートで調べるかの違いです。
実際に店舗に行って商品を調べていくには、膨大な量をモノレートで見ていくことになりますので、手打ちは効率が悪いと思われがちですが、何度もお店に通っていると、見るべき物も選別できてきますし、型番を手打ちするのも慣れてきます。
高利益な中古せどりをやっていくためには避けて通れない道ですので、面倒くさがらずやっていきましょう。
やればやるほど「見なくていい商品」がわかってきて楽になりますよ。
実際に仕入れる商品はなに?
以上、ここまで、お店に行ってアプリやモノレートを使って仕入れをする流れを解説しました。
では、「肝心な商品はなにを仕入れればいいの?」となりますよね。
これは、結論から言いますと、なにを仕入れるかはお店に行くまで私もわかりません^^;
人によってはジャンルを決めてお店に行く人もいます。
ゲームに特化する人、本に特化する人、家電に特化する人、CDやDVDに特化する人などなど。
このように、始めから見るものを決めておけば、なにを仕入れるかはある程度の目星が付くでしょうが、はっきり言ってこれからせどりで生き抜いて行くためには、ジャンルを絞ってせどりをするのは絶対にオススメできません。
今は、せどり参入者も多くなっていますし、一昔前のようにお店の値付けも甘くありません。
だから、商品を絞れば絞るほど、その世界だけで生き抜いていくのが辛い状況になっていきます。
今後もずっと利益を出し続け生き残っていくためには、ジャンルなんて絞らずオールジャンルでやっていきましょう。
そうすることで、例えばある店舗ではゲームのジャンルで仕入れができなくても、他のジャンルで仕入れができるということにも繋がります。
お店の中の取りこぼしが減る上に、自分の利益は上積みされていくという相乗効果がでてきますよ。
お店に行くときは、全ての先入観を捨てて利益が出る商品は漏れなくいただくつもりでやっていきましょう。
仕入れる商品を捨てることも大切
ちょっと意味のわからないタイトルで申し訳ないですが、仕入れる商品を捨てることも大切です。
平たく言うと、「そもそも仕入れ対象にしない」ということです。
仕入れをするには時間が必要ですよね。
しかし、時間は限られています。
その限られた時間の中で私たちは仕入れをしていかないといけないんです。
だから、効率の悪くなるような仕入れ方をしていると、せっかくの努力も水の泡となって消えていきます。
私は、仕事合間のスキマ時間で仕入れをすることが多いのですが、そんな時に非効率な仕入れなんてできませんよね。
なので、DVDやCD、ゲームソフトや本などの膨大な量の商品が陳列されている棚は全くと言っていいほど見ません。
こんなの全部似ていたら1日あっても時間が足りません。だから最初から捨てているんです。
仮に、目利きができたとしても、そのようなジャンルの商品は、陳列されている商品数に対して、高利益な商品が少ないです。
だから非効率なんですよね。
それなら、別の商品を見て、高利益な商品を確実に仕入れて行くほうがいいに決まってますから。
つまり仕入れとは自分がやり易いことをするだけ
仕入れの際に、商品のジャンルを決めず、逆に非効率なジャンルは捨ててしまう。
これって私自身がやりやすいからです。
おそらく私だけではなく、同じようにあなたがやっても「やりやすい」となるはずです。
これにプラスしてもっとやりやすくする方法があります。
それは、始めに紹介した仕入れする店舗についてです。
仕入れするリサイクルショップは、オフ系店舗とセカンドストリートや地元のリサイクルショップと言いましたよね。
その中でも、お店によって値付けの違いや商品の数や種類に違いがあります。
だから、その中で仕入れやすいお店だけを選んで行けばいいんです。
仕入れにくいお店なんてわざわざ足を運ぶ必要ないですよね。
私にも仕入れやすいお店と仕入れにくいお店はあります。
どんな敏腕せどらーでも、仕入れにくいお店は仕入れにくいんです。
だったらそんなお店は行く必要ないですよね。
やり易いことを確実に行動に落とし込んでやっていきましょう。
これが行動力とモチベーションと利益を持続するコツでもあります。
【まとめ】仕入れに悩む必要なし
以上、中古せどりの仕入れについて未経験者でもなんとなくイメージしてもらえるように書いてみましたが、いかがでしたか。
中古せどりはうまくやっていけばとんでもなくお金が増えていきます。
でも、皆さん仕入れに躓いてしまってるんですよね・・・。
ブログでお伝えできるのはこの程度になりますが、仕入れなんてやり方さえ分かれば、経験未経験関係なく本当に簡単です。
たくさんある仕入れ対象にならない商品の中から必死で商品を見つけているから見つからないだけなんです。
そうではなく、たくさんある商品の中から必要のないものを省くという逆転のやり方さえ分かれば、何処に行っても必ず仕入れなんてできるようになります。
この記事で、ほんの小さなことでも何かに気づいてもらってあなたの指針となれると幸いです。
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