コロナ禍で世の中が大変なことになっています。
私のもとにも、昨年の緊急事態宣言以降明らかに切羽詰まったご相談をよくいただくようになりました。
その中には、今まで自分の全てを捧げて真面目に働いてきた会社に裏切られ解雇された人や、ここでは詳しく書けないような壮絶な状況に立たされているシングルマザー。
また住宅ローンを払えない状態になり家を失わないためになんとかして複業で稼ぎたい一家の主。
自分の働いている会社が倒産しそうなサラリーマンなど、メディアでもなかなか目にすることのないリアルな現実を見てきました。
今、本当に日本中が疲弊していると感じています。
昨年から今まででも、倒産や廃業する事業者が多く出ていますが、それはこれから起こるもっと悲惨な状況への序章に過ぎないのでは?とも感じています。
一方、コロナ禍で今まで以上に潤っている人たちがいるのも事実です。
私たちがやっているAmazonせどりは、ネット通販なのでコロナ禍で潤っている層に入ります。
(もちろんきちんと利益を出し続けている人に限りますが・・)
コロナをきっかけに、本格的にせどりに取り組みたいという人も出てきています。
特に、女性からの問い合わせが増えてきました。
今の時代に性別のことを書くのはよろしくないと思いますが、一般的に男性はロマンを求める人が多く、女性は現実的な人が多いです。
だから、女性は特にこの世の中の状況を見て今のままでは駄目と敏感に感じるんでしょうね。
せどりはひとりや家族単位でやるには最高のビジネス。
しかし、せどりは物販なので、やり方を間違えるとお金は残りません。
(利益は在庫として残るので常に自転車操業の状態になる)
反面、本当に正しいやり方をすれば、これほど利益を残せてお金が増えていくビジネスもなかなかありません。
通常、何かのビジネスを始めたとしても、きちんと成果が出てくるのにはかなりの時間が掛かります。
これがせどりの場合はわずか3ヶ月後には考えられないような成果を出すことも可能です。
実際に、私のように人生大逆転してしまうことも不可能ではありません。
しかし、多くの人からご相談をいただいていると、私が常々言っている「正しいやり方」というものを簡単に考えすぎている人が多いと感じています。
「私のやり方を教えてもらえれば、あとは行動さえすれば結果が出る」
「今までの実績をみれば、この人に教えてもらえば間違いない」
など、本当に簡単に考えすぎています。
もちろん、私が教えてきた人たち殆どの人が目標をきちんと達成していますし、その成果は私が言うのも変ですが本当にすごいと思っています。
でも、このやり方で結果を出せるのは、私が教えたとおりのことができる人だけです。
①仕入れ方
②判断方法(仕入れから販売までの判断)
③行動量
この中の一つでも欠けると大きな目標には到達しません。
だから、私はコンサルを申し込んで来る人に対しても、「この人は教えた通りのことをきちんとできる人か?」などを判断させてもらった上で受け入れの可否を決めています。
そこまで慎重に受け入れを決めているため、皆さんきちんと成果も出ているんだと理解していますが、中には成果が出るまで少し時間が掛かる人がいるのも事実です。
成果が出るまで時間が掛かる人の理由は、上記3つのうち①か②のいずれかがきちんとできていない(正確にはやっていない)からです。
①の「仕入れ方」が原因の人は、仕入れ方は理解しているけどきちんと見るべきものを見ていない。
ビジネスなのではっきり言いますが、怠慢です。
②の「判断方法」が原因の人は、自分の中ではきちんと判断しているつもりでも、実は重要な部分を見逃している。
またまたはっきり言いますが、これもミスなんかではなく怠慢です。
私が教えた人は、全員が①も②も正しいやり方を知っています。
しかし、正しいやり方を知っていても、それを適当にやっていたのでは、やってないのと同じことなんです。
「やってるつもり」=「やってない」
そして、③の行動量。
正しいやり方ができていれば、行動量が利益に直結します。
20万円程度の利益なら普通に出せますが、例えば月に50万円の利益を出したいと思えば、50万円の利益を出すに値する行動をしなければいけません。
でも、50万円の利益を出すための行動を甘く考えすぎているんです。
私や私のコンサル生さんで、一度でも月利50万円以上出した経験がある人は、その後も比較的簡単に同じ利益を出すことができます。
なぜかと言うと、月利50万円のステージに立った経験があるから。
言い方を変えると、50万円の利益の出し方を知っているからです。
行動量に関しても、初めて50万円の利益を出した当時よりも、ずっと少ない行動量で出すことが可能になります。
しかし、そんな私たちでも、人生で初めて50万円の利益を出した時の行動量はというと・・・
「死ぬほど」行動しました。
四六時中せどり以外のことを考える暇もなく、時間があれば常に店舗にいるか出品作業をしているか・・・
当時、まともに寝た記憶もないほどです。
「正しいやり方をして、きちんと行動すれば思いどおりの結果が出る」
確かに、この言葉は声を大にして「100%正解」と言えます。
しかし、この言葉は決して軽いものではありません。
大変恐縮ですが、私に相談をいただく多くの人が行動量を軽く考えられています。
私や教えた人たちには、50万円どころか毎月数百万円の利益を出す人もいますが、その人たちは結構悠々自適にせどりをやっています。
朝もゆっくりして、せどりに多くの時間を使わず大好きな趣味に時間を割いたりする人。
実労時間が週に2~3日でサラリーマンの給与を余裕で超えている人なんて何人もいます。
でも、この人たちが現在余裕を持って結果を出しているのは、そのステージにたどり着くまでに死ぬほどの行動をしたからなんです。
ここを履き違えていたら、どんなに正しいやりかたをしようとも大きな目標にたどり着けることはないですよ。
反面、そこを履き違えずにきちんと理解していれば、私に会う前から以下のような結果も出ます。
5月に同行レクチャー予定の人は、通信で教えただけで既に30万円以上の利益をGETしています。
6月に同行レクチャー予定の人も、通信で教えただけで数時間の仕入れで毎回数万円の利益をコンスタントに取っています。
この人たちは2人ともせどり経験1ヶ月に満たない初心者です。
では、まだ同行もしてないのになぜこんな結果が出るのか?
ここまで読んでいればもう説明するまでもないですよね?
さて、コロナ禍で証明されつつありますが、どこかの組織に属していればぬくぬくと暮らしていけるような世の中ではなくなりました。
どんな大手企業にいようとも、自分で稼ぐ力を付けておかないと何が起こるかわからない時代です。
事は起こってから対処していると、政府のコロナ対応と同じく後手後手で状況を改善することはできません。
(そもそも、弱肉強食のビジネスの世界で、先手先手で動けない人が生き抜くなんて無理ですけど)
これから自分で稼ぐ力をつけたい人は、以下の3点に注意して行動してくださいね。
・ビジネスは絶対に勝てる場所で行う
(負け戦は絶対にやってはいけない)
・戦う場所を決めたら猪突猛進で行動する
(目標を達成できないビジネスはやる意味がない)
・ビジネスの運営を妨げる最大の敵と味方を知る
(最大の敵はライバルではなく自分自身。最大の味方も自分自身)
上記3点には精神論的な事も含まれていますが、これから変化しようとしている人には無視できない部分です。
行動する前に頭で計算ばかりしている人がいますが、サッカーの本を読んだだけではサッカーが上手くならないのと同じで、机上論はほとんど意味がないんです。
実際にやることで、「戦う場所」「行動量」「敵と味方」の本当の意味も理解できます。
もしもあなたがコロナ副業(複業)でせどりを考えているなら、この記事に書いていることをやる覚悟があるのか自問自答してください。
自分で稼ぐ力は、楽して身に付くようなものじゃないですから。
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