せどりの相談をしていて、今まで何度か「せどりって儲かりますか?」と聞かれました。
この質問をされるのは、まだせどり経験のない人や、せどりを始めてみたものの思うように上手くいってない人が多いです。
儲かるか儲からないかと言われると、結論としては「儲かります」です。
そもそも儲かるから副業でやってる人が多くいますし、独立する人もたくさんいます。
せどりの他にもFXや株式投資、アフィリエイトなど副業としてやれるものはたくさんありますが、その中でもせどりというビジネスは圧倒的に成果が出やすいビジネスになります。
個人的には、失敗するほうが難しいビジネスだと思っているくらいです^^;
でも、中にはせどりをやった結果上手くいかないという人や、儲かるどころか借金だけが残ってしまったという人がいるのも事実です。
本来なら、商品を安く買って高く売るというだけの単純取引であるはずのせどりで、こんな失敗をしてしまうなんて何が原因なんでしょうか?
この記事では、その原因となりうる部分を少し掘り下げて考えたいと思います。
儲からない理由
儲からない大きな理由として考えられるものを列挙してみます。
- 売る商品がない
- 出品した商品が売れない
- 売れるまでの期間が長い
かなり大雑把な理由ですが、この3点を解決することで儲からないことは無くなります。
では、この3点をひとつずつ更に詳しく解説していきます。
売る商品がない
売る商品がないということは、言い方を変えれば仕入れ自体ができていないということです。
物販ビジネスでは仕入れが全ての根幹となる部分です。
この部分でつまずいている人は、ここを完全に解決できない限り今後永遠に好転することはありえません。
悩んでいる時間が無駄なだけですので、人に聞いてでも早急に解決しましょう。
出品した商品が売れない
出品した商品が売れない理由はいくつかあります。
ひとつは、そもそも売れないものを仕入れてしまっている。
売れないものを仕入れてしまっているという人は、仕入れ時にモノレートをしっかりチェックするクセを付けてください。
不良在庫を抱える人に多い傾向は「おそらく大丈夫だろう」「おそらく売れるだろう」といった、あいまいな感覚で仕入れをしていることが多いです。
本来、仕入れとは「間違いなく売れる」という確証があるから仕入れるものです。
ここを疎かにすればするほど、後々全てのツケが自分に降り掛かってくることになってしまいます。
売れない理由として、もうひとつは価格があります。
1商品でより多くの利益を得たいという心理から、本来の相場よりも高い価格で出品してしまっていると、売れるものも売れなくなります。
仮に、その商品が大人気で出品者も少なくプレミア商品のようなものなら高価でも売れていきますが、そのような商品はほんの一握りだけです。
商売をするからには1円でも多くの利益を追求するという姿勢は大事ですが、私たちがやっているのは一般的な薄利のせどりではなく仕入れ段階で超高利益を見込んでいる中古せどりです。
そもそも潤沢な利益を見込んで仕入れているものなので、その分値付けの幅も広く設定が可能です。
だから、ひとつの商品の利益にこだわり過ぎず適正価格で出品すると今まで売れなかったものでも売れる商品はたくさん出てくるでしょう。
次に、売れない理由として「お客様があなたを選ばない」ということも考えられます。
出品する際に、何も考えずただ出品しているだけでは、お客様の判断基準はほぼ値段だけになります。
新品せどりをしているのならこれでいいんでしょうが、せっかく中古せどりをしているのですから1点モノを取り扱っている意識を高く持って、「お客様のためのコンディション説明と撮影をする」という気持ちで出品しましょう。
ここを意識改革するでけで、あなたの出品商品の価値は今まで以上に高くなります。そしてお客様はあなたの商品を買いたいと思ってくれます。
売れるまでの期間が長い
仕入れもできる。 商品も売れている。 でも、回転がメチャクチャ遅い!という人は、モノレートの分析力が付いていないと思ってください。
仕入れようとしている商品がどのくらいの期間で売れそうかは、モノレートが全て物語ってくれています。
そして、売れそうな期間は出品価格や出品者数とも密接な関係があり、それらも全てモノレートが教えてくれています。
回転が遅いのは、出品価格が高すぎるケースも多々あります。
よく、モノレートの見方を教えてくださいという人がいますが、モノレートの見方はグーグル先生に聞くといくらでも教えてくれます。
私が言っているモノレートの見方とは、そのような基本的なことではなく、商品を手にとってモノレートと照らし合わせ、可能性がある商品は実際に仕入れと販売をチャレンジしていって、「このようなモノレートの情報なら、このような商品は普通に売れるんだ」ということを「経験で覚える」ということです。
この「経験で覚える」という部分は、グーグル先生に聞いても私に聞いてもあなたにとってはなんの役にも立ちません。
でも、自分で積極的にチャレンジして経験を繰り返すと、すぐに答えがわかってきます。
ここはあなたの「仕入れ力」「販売力」に直結する部分なので、非常に大切です。
まとめ
せどりが儲からないと言っている人の理由を掘り下げてみましたが、冒頭でも言った結論は「せどりは儲かります」です。
儲からないと言っている人は、自分自身で儲からないようにしている原因が必ずあります。
せどりで本当に成功したいとか、せどりを本業にしたいと思っているのなら、一度本気になって自分自身のせどりを見直して見てください。
上手くいってないという人は、きっと疎かになっている部分が現れてくるはずです。
せどりは再現性が高く非常に儲けやすいものですが、やるからには立派なビジネスとして考えてやりましょう。
この姿勢で取り組むかどうかで儲かるか儲からないかも決まりますよ!
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