中古せどりの経験が浅い人は、商品を出品するときにコンディションをどのように決めるべきか迷うと思います。
中古品には4つのコンディション(ランクのようなもの)があり、状態が良いものから順番に「ほぼ新品」「非常に良い」「良い」「可」となっています。
この4つのコンディションのどれで出品するか迷うんですよね。
でもご安心ください、この記事を読めば今からコンディション選定に迷うことがなくなります。
それでは解説していきますね♪
Amazonコンディションガイドライン
まず、Amazonが正式に宣言しているコンディションガイドラインを見てみたいと思います。
※本などは割愛します。
共通ガイドライン1: スポーツ&アウトドア、カー&バイク用品、おもちゃ&ホビー、DIY・工具、ビジネス、産業・研究開発用品
共通ガイドライン2: エレクトロニクス、楽器、ホーム(家具/インテリア/キッチン)、ホームアプライアンス、文房具・オフィス用品、パソコン・周辺機器、大型家電、カメラ
上記がAmazonがガイドラインとして出しているコンディション選定方法になります。
冒頭でも書きましたが、中古品のコンディションは「ほぼ新品」から「可」まで4つに分かれていますよね。
また、各コンディションごとに、「商品本体、同梱品、部品、パーツの汚れや傷」「新品購入時の同梱品(取扱説明書を含む)」「新品購入時の部品やパーツ」「新品購入時のメーカー純正の箱」「製品保証および動作保証」が決められています。
このガイドラインは、各項目を細かく説明してくれてはいますが、実際に手元にある商品と照らし合わせるところはできたとしても、それでも悩んでしまう人は多いでしょうね。
特に、Amazonでの販売経験が少ない人は、必要以上に返品やクレームに敏感になりやすい傾向があり、真面目になりすぎて売れる物も売れないような現象を自分自身で引き起こしがちです。
コンディションの決め方はこれ!
では、上記コンディションガイドラインを参考に、どのように出品する商品を当てはめていけばいいのか解説します。
まず、もう一度コンディションガイドラインをよく見てください。
注目してほしいのは、「非常に良い」と「良い」の違いです。
「使用状態」と「商品本体、同梱品、部品、パーツの汚れや傷」については、「非常に良い」が「使用軽度」と「微細」。
「良い」が「使用重度」と「多」となっています。
その他の「新品購入時の同梱品(取扱説明書を含む)」「新品購入時の部品やパーツ」「製品保証および動作保証」についてはどちらも書いている内容は全て同じですよね。
つまり、中古品の「非常に良い」と「良い」のコンディションの違いって、「人間の感じ方」だけなんです。
見た目がきれいなら「非常に良い」でもいいですし、多少傷や汚れがあろうとも「非常に良い」で出品しても問題ないんですね。
また「良い」の方も、「使用重度」で結構使い込んでいる商品でも、見た目の傷汚れが多くても「良い」で出品可能なんです。
これを見て今までかなり慎重になっていた人は、どう思いましたか?
必要以上に慎重になりすぎてませんでしたか?
私の場合、商品に多少傷や汚れがあったとしても、コンディション「非常に良い」で出品することなんて多々あります。
でも、もちろん写真を掲載して、説明文にもその旨の状態を明記していますので、今までクレームになった事はありません。
その証拠に、私のアカウントの評価数は500以上ありますが、ずっと100%をキープしています。
次に「良い」と「可」の違いを見てください。
この違いは「消耗部品が交換されていないため使用制限などがあるため、使用前に作業が必要」な場合や純正箱が無いような場合は「可」にしてくださいねと書いています。
(共通ガイドライン2は純正箱の有無は問われていません)
つまり、平たく言えばそのまま使えないような場合は「可」にしてね!という感じですね。
お店で中古品を仕入れるときは、基本的に商品を良くチェックして仕入れますので、そのままでは商品が使えないような状態のものを仕入れることはほとんどありません。
もしあったとすれば、それはチェックミスで間違って仕入れてしまったような時だけです。
しかし、私の場合、ミスって「可」で出品すること自体もほぼありません。
もしミスって仕入れた物があれば、お店に返品してしまうケースがほとんどなので^^;
だから、もしも今あなたが「可」で出品している物が多い傾向なら、そもそもの仕入れ方が間違っていると思ってください。
中古品の「可」なんて、よっぽどのものじゃないとなかなか買ってくれませんしね。
新品出品する際の意外と知られてない事実
中古品の「ほぼ新品」の解説をスルーしてると思われるかもしれませんが、「ほぼ新品」については後ほど解説します。
その前に、ここでは新品商品について見てみたいと思います。
コンディションガイドラインには、新品の定義として使用状態が「未開封および未使用」とありますよね。
これをご覧になって何か感じませんでしたか?
「Amazonって、新品でも一度開封したものは新品として出品できないのでは?」と思った人は鋭いです。
基本的に、Amazonは一度開封した商品は新品として出品できないという認識は正しいです。
しかし、例外があります。
一度開封しているものでも、保証期限が始まってないような未使用品は、新品出品ができるということです。
開封していても保証期限に関する問題がない商品なんていくらでもありますよね(^^)
ここ大事です(^^)
さて、後まわしにしていた「ほぼ新品」ですが、まあ先程の未使用品なのに保証期限が始まったり切れているような物は「ほぼ新品」で出品してくださいねと書いてありますが、実はこの「ほぼ新品」は多用しないほうがいいかもしれないんですよね。
その理由は、私たちのような出品側の人間はコンディションのランク付けについて詳しいですが、購入者側の人はコンディションに詳しくない人のほうが多いからです。
Amazonに詳しくない人は、コンディションのランクを下から「可」→「良い」→「ほぼ新品」→「非常に良い」と見ている人が多くいるんですよね。
だから、少しでも良い商品だと思ってもらうために「ほぼ新品」で出品したにも関わらず、「非常に良い」のほうが売れやすいという現象が起こります。
これは私だけが感じていることではなく、他の中古せどらーの人たちも多くの人が実感している事実です。
Amazon中古品のコンディションの決め方まとめ
Amazon中古品のコンディションの決め方について記事にしました。
記事を読んで感じ取っていただけたと思いますが、中古品の経験が浅い人はコンデションに真面目すぎるところがあるので、少々強引に良いランクで出品するくらいのつもりが丁度いいかと思います。(写真と説明は必須です)
Amazonは、一般的なネットショップのように、購入者にお礼の手紙を同封するような想いのこもったショップではありません。
購入する側も、ビジネスライクに購入しますので商品が届けばいいくらいのつもりで、必要最低限のケアをしながら効率よくやっていきましょう。
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