日本国民からかなり煙たがられているマイナンバーカードですが、せどりをやるからには持っておいたほうがいい状況になりそうです。
その最大の理由は、既にご存知の人もいるかと思いますが、2020年9月から2021年3月までにかけて「マイナポイント」事業が開始される予定になっているからです。
マイナポイント事業とは、国が経済活性化のために新たに始める事業で、詳細は現在検討中としていますが、明らかになっていることは、キャッシュレスで買い物をした場合、還元率25%のポイントが付くお得な制度です。
なお、お買い物金額の上限は2万円で、それに対して5000円分のポイントが付く形で、2万円の商品が15000円で購入できるということになるので、これはかなりお得ですよね。
半年間の期間限定とは言え、この仕組みをせどりの仕入れに活用すれば、かなりの恩恵を受けることができるのは間違いないです。
現在の「キャッシュレス・ポイント還元事業」(2020年6月末まで)でも参加しているとしていないでは大きな違いが出てきていますが、マイナポイント事業はこれと比較にならない効果が出そうですね。
では、そのマイナンバーカード制度についてや、マイナポイント事業に参加できる条件として必須のマイナンバーカードの取得方法、マイナポイント以外のメリットについてご紹介したいと思います。
マイナンバーカード制度とは
総務省のWEBサイトにはマイナンバー制度について以下のように記載されています。
マイナンバーは、社会保障、税、災害対策の分野で効率的に情報を管理し、複数の機関が保有する個人の情報が同一人の情報であることを確認するために活用されます。
マイナンバー制度の導入のポイントは、次のとおりです。
国民の利便性の向上
これまで、市区町村役場、税務署、社会保険事務所など複数の機関を回って書類を入手し、提出するということがありました。マイナンバー制度の導入後は、社会保障・税関系の申請時に、課税証明書などの添付書類が削減されるなど、面倒な手続が簡単になります。また、本人や家族が受けられるサービスの情報のお知らせを受け取ることも可能になる予定です。行政の効率化
マイナンバー制度の導入後は、国や地方公共団体等での手続で、個人番号の提示、申請書への記載などが求められます。国や地方公共団体の間で情報連携が始まると、これまで相当な時間がかかっていた情報の照合、転記等に要する時間・労力が大幅に削減され、手続が正確でスムーズになります。公平・公正な社会の実現
国民の所得状況等が把握しやすくなり、税や社会保障の負担を不当に免れることや不正受給の防止、さらに本当に困っている方へのきめ細かな支援が可能になります。
いかにも国民にとって色々メリットがあるように書いていますが、国から見れば国民一人ひとりを管理しやすくなるし、より確実な納税につながるし、役所の簡素化もできるし・・・などなど、本音はそちらのほうが大きんだと思っています。
まあ、ここで愚痴っても話が進みませんので、あくまでもせどりをする上での恩恵に対して割り切って考えていきましょう。
マイナンバーカードの交付枚数は2020年1月現在、約1900万枚で、普及率は14.9%とかなり低く止まっています。
このあまりにも低すぎる普及率から、国も本腰を入れてきましたが、そのひとつがマイナポイント事業です。
前述したとおり、マイナポイント事業は半年間の期間限定となるようですが、それでも普及率が上がらない場合は、国は今後も新たなポイント還元を行う可能性は十分にあり得ると思います。
マイナンバーカード取得のメリット
マイナンバーカード取得によって、今現在既ににできることと、今後できるようになることについて挙げてみます。
出典:内閣府WEBサイトhttps://www.cao.go.jp/bangouseido/pdf/faq7_4.pdf
■2020年3月現在できること
①住民票、印鑑証明などの書類をコンビニのコピー機で発行できる。
今までのように、わざわざ役所に出向く必要もなくなり、発行手数料もコピー料金だけで済むようになります。
②ネット(e-Tax)で、税務署にいかなくても確定申告ができる。
毎年、確定申告時期になると混雑して憂鬱になる税務署に行く必要が無くなります。
③身分証明書として使える。
口座開設やパスポート交付など、マイナンバーカード1枚で済みます。
④マイナポータル(情報提供等記録開示システム)を利用できる
■今後できるようになること
①マイナポイント
現在実施中のキャッシュレス5%還元は2020年6月で終了します。
2020年9月から還元率25%のマイナポイントが開始予定です。
②健康保険証としての本格運用開始
2021年3月から開始予定です。
③2022年度から順次開始予定のもの
・国立大学での活用促進
・ハローワークカードとしての活用
・電子版ジョブカードとしての活用
・建設キャリアアップシステムとの連携
このように、私たちがいくら抵抗し続けても、マイナンバーカードはいずれ持たざるを得ないような仕組みを作っています。
最終的には、カード取得が早いか遅いかの違いだけになってくると思われますので、ポイント25%還元の恩恵を受けたい人は駆け込み時期になる前に取得しておきましょう。
駆け込み時期まで粘っていると、キャッシュレス事業者申請のときのように、事業が開始されても数ヶ月間待たされるような事もありえますよ。
マイナンバーカード申請方法
マイナンバーカードの交付申請方法は4種類あり、お好きな方法を選べます。
①スマートフォンによる申請
②パソコンによる申請
③まちなかの証明写真機からの申請
④郵便による申請
この4つの中からお好みの方法で申請することになりますが、詳しい申請方法については私が解説するよりも「マイナンバーカード総合サイト」を見ていただくほうが確実だと思いますので、リンクを貼っておきますね。
まとめ
せどらーにとってかなり大きな恩恵を受けれる「マイナポイント」に参加できるように、マイナンバーカード取得について記事にしました。
マイナンバーカードは、現時点でも申請から交付まで1ヶ月程度掛かります。
これが駆け込みの時期になったらどのくらい時間が掛かるかなんとなく想像できますよね。
マイナポイント期間全ての適用を目指すなら、今から交付申請しておきましょう。
また、この記事の内容は2020年3月時点でのものですので、今後政府の方針が変わったり、新たな事業が加わることも十分ありえますので、情報はこまめにチェックしておきましょう。
では、来たる9月からの恩恵をありがたくいただいて、どんどん稼いでいきましょうね♪
コメント