ビジネスの世界ではよく「行動が重要」と言われます。
明けても暮れてもいろんな人が「行動」「行動」ってワードを連呼していますが、今日の記事ではその「行動」について掘り下げて解説してみたいと思います。
なお、これは私が行動についてどこかで勉強したとかではなく、あくまで私自身の経験をもとに書いていますので、そこをご理解の上読み進めてくださいね。
さて、改めて行動ってなんでしょう?・・なんてところからは入りません(^^;
行動なんて説明するまでもなく、平たく言えば「やる」ってことですから。
じゃあ、私がやっているせどり物販で話を進めますが、せどり物販で行動する人と行動しない人の違いってなんだと思いますか?
少しでもわかりやすく表現したいので、仮にAさんとBさんの2タイプに分けて違いを説明してみますね。
AさんもBさんも今すぐせどりを始めたいと思っている人とします。
- Aさんはよく考えてから行動するタイプ
- Bさんは、もちろん考えはしますが即行動に移しがちなタイプ
この両者の未来ってどんな違いが出るんでしょうね。
今までの私自身の経験から感想を述べますと、、同時に開始したとすれば、「3か月後の結果に天と地の差が開いている」と断言できます。
※もちろん大前提として両者ともに全く同じやり方で物販していると仮定して。
では、わずか3ヶ月でどうして大きな差が開いてしまうのかを解説します。
ここからは人の心理に関わることなので、自分の心に問いながら読んでみてくださいね。
まず、AさんとBさんを比べると、一見すればAさんのほうがよく考えてから行動するので、それに伴い結果も良くなりそうですよね。
昔の私だったら、「ビジネスで成功するのは間違いなくAさんだ!」と言ってると思います。
でも、自分自身の過去の行動もそうですし、130人以上の教え子さんの結果から見ても、それは間違った主観だと気付いたんです。
結論から言いますが、慎重派のAさんと、即行動してしまうBさん。
3か月後に笑っているのは間違いなくBさんの方です。
私は日本人なので日本人としての考えを述べますが、日本人はAさんのように、やる前にいろんなことを考えて悩む人が多い印象です。
- 日本人はマジメで慎重で「右へならえ」の教育を受けていて、出る杭は打たれやすい社会
- 社会に出て安定した生活をしたいなら、敷かれたレールの上をしっかり歩むこと
- 一度脱線するとレールに戻るのは至難の業
こんな社会になっていますよね。
だから、レールから外れて新たな挑戦をしようとする時、行動に移す前に思考が強力に前に出てしまうんです。
失敗が怖いから!
行動する前に考える人は、しっかりされていると思います。
未知の世界に飛び込もうとしているのですから、考えるのは当たり前です。
これってあなたに当てはまる部分無いですか?
Aさんは行動する前にしっかり考え続けます。
でもよく考えてみてください。
思考の大部分は「失敗したくないから考えている」という結果になっていませんか?
生まれつき持っている防衛本能が働き、失敗しないように考えて考えて考え「本当に大丈夫だろうか」とネガティブになっていませんか?
これから新たな世界に飛び込もうとしているはずの人が・・
未知の世界に飛び込むんだから前に進まないと結果がつかめないはずの人が・・
前に進むことが一番ではなく、失敗を避けることが思考のメイン部分になっている。
考えてから行動するタイプの人って、考えれば考えるほどこの思考回路が働き、結局行動が抑制されてしまうんです。
考えてから行動する人が、ポジティブなことを考えていれば既にBさんのように行動しています。
考えてから行動する人は、まだ何もやってないのに自分で勝手に “見えないオバケ” を想像して怖がっているので、その分行動が抑制されます。
本当なら100の行動ができるのに、自分自身で行動力を半減させているんです。
やる前に考えてネガティブな連想をしている人は、そのネガティブ自体も机上の空論なので、一生思考するだけの人で終わります。
根拠のないネガティブ妄想に潰されて人生を終えるタイプ。
これがAさんです。
一方、即行動してしまうBさん。
BさんはAさんと同じく未知の世界に飛び込もうとしています。
でも、Aさんとは大きな違いがあります。
まず飛び込んでとにかく前に進む!
思考より行動が大きく前に出ているので、見えないオバケなんて考えるスキもなく、とにかく前に進みます。
そして、途中で必ず何かしらのミスをします。
深く考えてないので必ずミスをします。
しかし、ここからがAさんと全く違うんです。
Bさんはミスをしました。
そのミスは行動した結果から発生したミスです。
だから、そのミスがどんな原因で発生したミスなのか明確にわかります。
見えないオバケとはわけが違うんです。
明確にわかるから、そのミスを繰り返さない改善方法も明確に打ち出せて、同じ轍を踏まないようになります。
これが「意味ある思考」です。
思考が前に来る人は、自分を守るための思考が働きがちで、しかも経験すらしてない勝手なネガティブ妄想が始まり行動が抑制される。
行動が前に来る人は、ミスをしても行動した結果のミスなので、改善方法が明確であり、自身の経験としてスキルになる。
つまり、行動した人ほど本物の意味ある思考もしているということ。
このカラクリに気付いてない人があまりにも多い気がしています。
行動しないから気付けないのではありますけど。。
よくある話ですが、新たな事業を始めようとしたときに知り合いなどに相談すると全員から反対されたなんて聞きますよね。
家庭内でもそうです。副業したいと奥さんに相談したら大反対された。
人間は自分自身や大切な人を防衛しようとする本能があります。
だから、たとえ今の経済状況が良いとは言えなくても、失敗して現状以下になるリスクを恐れて今の形を保とうとします。
「もっと稼ぎたい」「あの人はいいなあ」「自分とは世界が違うから」などと言っている人は、一生現状維持の人生を送る人です。(現状維持できればいい方ですけど)
本当に稼ぐ人は、ひとりで考え込んだり悩んだり、まわりと比較したりする前に、すでに行動を始めています。
- 行動した結果の失敗は必ず取り戻せる
- 思考が前に出て行動できない人は、“思考沼” から一生抜け出すことができない
これが私の経験からハッキリ言える事実です。
最後に、Aさんタイプは失敗なんてしません。なぜなら行動すらしてないので。(行動すらしてないことが最大の失敗・・なんては言いませんが^^;)
Bさんは必ず1度や2度の失敗をします。なぜなら行動しているので。
でも、3か月後に笑っているのは、間違いなくBさんということだけは断言できます。
だから行動が大事って言われるんですね。
ネガティブ妄想人になるか行動人になるかであなたの人生は変わりますよ。
1年なんてあっという間。
10年だってあっという間。
間もなく2023年を迎えます。
あなたはAさんとBさんどちらになりたいですか?
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