モノレートの見方について、特に初心者さんはちょっと違った見方や認識をされている人がいますので、今日の記事でシェアしたいと思います。
この部分を間違って認識したままで仕入れをしていると、大やけどにつながることがありますので、ぜひ参考にしてくださいね♪
なお、この記事のモノレートの見方は、中古せどりをしている人向けに書いており、各機能の解説などは割愛していますのでご理解お願い致します。
グラフ部分はあくまでも目安
モノレートを見て商品の売れ行きを判断する時に、ほぼ全員の人がグラフ部分をチェックしていると思います。
このグラフで、おおよその相場や回転を瞬時に判断して仕入れをする人も多いですよね。
新品せどりを専門にやっている人ならそれでも良いのですが、私たちは中古せどりをやっていますので、グラフを見ただけで仕入れの判断をしてしまうのは早すぎます。
このグラフの価格や回転が何を表しているのかを掘り下げて見ていかなければなりません。
具体的に、どこを見ていくのかを解説していきます。
新品と中古品 売れた判断のしかた
まず、このグラフを見る限り、ランキングの変動がかなり多くて回転の早い人気商品だということがひと目でわかります。
しかし、この回転数は果たして新品が売れたものを表しているのか、それとも中古品が売れたものを表しているのかまではグラフからは読み取れませんよね。
もしも、お店で仕入れをしている時にこの商品を手に取って、「中古で利益も申し分ないし回転もすごいので問答無用で仕入れだな!」と判断するのはリスクが大きすぎます。
いくら回転がすごくても、売れてるのは新品だけで中古は全然回転してなかった場合、わざわざ不良在庫を仕入れることになりかねませんから、本当に中古品が売れているのかをチェックする必要があります。
では、そのチェック方法を解説していきます。
グラフの下部に「最安値一覧」というボタンがありますのでタップしてください。
すると、先程グラフで示していた価格とランキングなどの情報が、時系列で数字として現れます。
表示内容は左から
- 【調査日】 売れた日と思ってください
- 【Rank】 Amazonランキング
- 【新品】 新品最安値とカッコ内数字は出品者数
- 【中古】 中古最安値とカッコ内は出品者数
- 【コレクター】 ここは無視してOK
です。
ランキング部分の数字が少なくなっているところが、グラフのギザギザ部分の落ち込んでいる所とリンクしています。
※ギザギザが多くて分かりづらいですが・・・
つまり、「ここで売れましたよ」ということです。
で、大事なのはここで売れたのは新品なのか中古品なのかということです。
時系列表記の部分で、目線を右に向けて新品と中古の部分の数字を見てみると・・・
新品は価格も出品者数も変化なく、中古は出品者数が減っています。
ランキングも24020位から13381位に上昇していますし、中古の出品者数も減っているので、ここでは中古が売れたと判断できます。
一方、このような場合は先程と反対で新品が売れたと判断できますよね。
こうやって、新品が売れているのか中古が売れているのか、きちんと証拠データを見て仕入れ判断をしましょう。
出品者が減ったら売れたと判断?
先程、出品者数が減っているから売れていると判断しましたが、出品者数が減ったら必ず売れているとは限りません。
例えばこのような場合。
新品出品者数は9人から8人に減っていますが、Rankは変化ありませんよね。
このようなケースは、出品者が商品を取り下げただけの可能性が高いので、売れたと判断しないでくださいね。
もちろん、グラフの方も変化ありませんので。
あくまでも、出品者数が減って、尚且Rankも良くなっている場合に売れたと判断します。
これ以外にも、Rankは上昇してるのに、出品者数に変化がないケースもあります。
普通に考えると、売れたら出品者数も減りそうですが、特に新品の場合はひとりで複数個出品していることがよくあります。
このようなときは、売れても当然出品者数に変化はありませんのでご注意ください。
太字は売れた意味?
この写真のように、「太字になっているところが売れたところだ」と言ってる人がいますが、正確には違います。
太字になっているのは、あくまでも数字が少なくなった時に太字で表記されるだけなので、売れてなくても価格を下げれば太字になりますし、出品者が商品を取り下げても出品者数が太字になります。
お間違えないように!
Amazon出品者とも照らし合わせる
モノレートを見て中古も確実に売れていると判断できてもそこでOKではなく、必ずAmazonの出品者一覧も見に行くようにしてくださいね!
出品者の状況次第では、モノレートから推測できる回転どおりに売れそうにない場合もありますし、値下げせざるを得ないことになるかもしれません。
Amazonまで見に行かず、モノレートのデータだけで仕入れる人が本当に多いですが、この記事を読んでいるあなたは今日から必ずAmazonも見るクセを付けてください!
まとめ
モノレートの重要な情報の見方を解説しました。
初心者や今までこの見方をしてなかった人は「面倒くさい」と思うかもしれませんが、ここまで見ないと後悔することが多くなりますよ。
この見方も、毎日やっていれば1週間もかからず慣れてしまうと思います。
現に私は常にこの見方をしていますが、全て瞬時に判断しますので時間も全くかからないし苦にもなりません。
稼ぎたければ、ここまできちんと見ていきましょうね♪
コメント