本来ならもっと早く忠告すべきことだったんですが・・・
FBAを使っているみなさん!
倉庫に納品した商品が「ラベルなしの混合在庫」になっていませんか??
「オイラは大丈夫♪」って人も関係のない話ではありません!
実は、2ヶ月ほど前からFBAの混合在庫の設定が勝手に「メーカーのバーコード」になってるんです。
(私のアカウントもそうでした)
まあ、混合在庫にはメリットもあるのはあるんですが、そのメリット以上にデメリットというかリスクが大きいので、この記事を読んであなたのアカウントが該当してないか確認してみてくださいね!
混合在庫ってなに?
混合在庫商品とは、出品者の在庫商品と、Amazon、またはその他の出品者が持っている同一かつ新品の在庫を混在して管理することです。
混合在庫には、「ラベルなしの混合在庫(メーカーのバーコード)」と「ラベル有りの混合在庫(Amazonの商品ラベル)」があります。
以下、Amazonより引用します。
【ラベルなしの混合在庫】
この設定にすると、対象商品に対する商品ラベルは不要になります。
注文管理および返送/廃棄の両方の目的において、対象商品は、ラベルなしの混合在庫を有効にした他の出品者の同一商品と同等に扱われます。
購入者が出品者から商品を購入すると、出品者はその商品の出品者として記録されますが、出荷される商品は他の出品者(または Amazon)の在庫から供給される場合があります。
すべての商品がラベルなしの混合在庫の対象となるわけではありません。
ラベルなしの混合在庫を選択した場合、対象商品は混合在庫になりますが、対象外の商品には商品ラベルを貼付する必要があります。
【ラベル有りの在庫】
この設定にすると、Amazonフルフィルメントセンターに納品する各商品に対し、セラーセントラルから印刷した商品ラベルを貼付する必要があります。
これによりその商品が出品者に属することが示されます。
納品情報を作成する際にこのラベルを印刷するか、または商品ごとに手数料が計算される 商品ラベル貼付サービスに登録してください。
混合在庫のメリット
混合在庫のメリットとしましては、FBA倉庫に納品する際、ひとつ一つの商品にラベルシールを貼る必要がなくなるということです。
FBA倉庫内でまとめて管理されるので、出品者とその商品の紐付けをする必要がないため、元々付いているメーカーのバーコードのままで納品できます。
たかが商品にラベルシールを貼るだけの手間ですが、出品個数が多くなればこれをするかしないかで大きな労力の違いになります。
混合在庫のデメリット
メリットでお伝えしたとおり、混合在庫は出品者と商品の明確な紐付けがされていません。
ということは、出品者数も出品商品数もかなり少なくない限り、膨大な在庫の中からピッキングされるので、あなたが出品した商品が売れたとしても、購入者の手元に届く商品はあなたが出品した商品そのものではない確率が高いですよね。
ここでちょっと良く考えてみてくださいね。
あなたがAmazonで真面目に販売活動をしている出品者だとしても、他の出品者の中には悪質な人もいるかもしれません。
悪質とは言わなくても、適当な出品者はおそらくいます。
「ラベルなしの混合在庫」になっていると、せっかくあなたから購入してくれた人に、そんな適当な出品者がFBAに送った商品が届く可能性があるんですよ!
あなたはきれいな新品商品を出品してるのに、購入者の手元に届いたのは汚れている商品やヨレスレがある商品だったとすると・・・
あなたに全く非がなくても低評価やクレームを付けられることになります。
(事実、私はゲームソフトでこれを経験しています)
この事実だけでもめちゃくちゃ理不尽なのに、ラベルなしの混合在庫にはもっと恐ろしいリスクがあります。
あなたと同じ商品を出品している人の中に、本物ではないコピー商品を出品している人がいたとすると・・・
そのコピー商品があなたの商品として発送されてしまったら、それは「あなたが偽物を仕入れて販売した!!!」と判断されます。
あなたのアカウントは問答無用で一発削除です。
これだけ恐ろしいリスクを抱えることになる混合在庫だから、ラベルなしになっている人は今すぐ解除してください!
混合在庫の変更方法
セラーセントラル(seller central)のTOP画面右上にある「設定」から「FBAの設定」をクリックします。
「フルフィルメント by Amazon の設定」画面に切り替わると、「FBA商品のバーコードの設定」の「編集」をクリック。
「FBA商品のバーコードの設定」画面に切り替わるので、「Amazonの商品ラベル」を選択して更新をクリックします。
※ここが「メーカーのバーコード」になっていると、ラベルなしの混合在庫が有効になってしまっています。
以上で変更完了です。
まとめ
今回の記事では、混合在庫の変更について解説しました。
Amazonってやっぱり外資系だから日本の社会通念的には考えられないようなことを勝手にやってきますね(+o+)
こんな大事な設定も、なんの告知もなく勝手にやりますし、他にも驚くことはたくさんあります。
「お客様は神様です」という言葉は正しいとは思いませんが、もう少し考えを改めて仲間である出品者に寄り添うような体質になってもらいたいと願うばかりです^^;
さて記事内にも書きましたが、この混合在庫の設定は最悪アカウント削除リスクもある重大なことなので、今すぐ設定を確認してみてくださいね!
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