コロナ禍で、東京では感染者数が毎日100人を大幅に超える状況が続いていましたが、ここ最近はその数字が劇的に減ってきましたね。
これは外出自粛の成果であり、頑張った結果の数字なので、不自由ながらも“やりがい”を感じている人も多いと思います。
しかし、この数字とは反対に、皆で外出自粛をしてたのに、もしも現在の感染者数の数字が全く変わってなかったとしたらどうでしょうか。
『毎日毎日こんなに努力しているのに何の変化もなくてもう嫌だ!』ってなっちゃいますよね。
そして、ついには『もう自粛なんてしても無駄だ!』『明日から今まで通り普通に生活しよう』なんて考えになってしまう人が多く出てくると思います。
これって人間皆が共通して持ってる考え方だから仕方ないことではあるんですが、こうなってしまった状況からどう進むかによって未来が大きく変わってくると思っています。
せどりも同じで、頑張って頑張って、我慢して我慢してお店に通い続けても、なかなか結果がでなければ『もう自分には無理だ!』『せどりで稼げるなんて特別な人だけなんだ』なんて考え方になってきます。
そして、せっかくのせどりの経験も“トラウマ”という形で記憶に残り、稼げない状況は更に悪化してしまいます。
稼ごうと思って始めたせどりなのに、頑張っても頑張っても結果に繋がらない。。
何故だと思いますか?
コロナの場合は外出自粛をすることで確実に数字として現れてきましたよね。
でも、外出自粛が始まって数字が下がってきた頃に、また一気に悪化した時がありました。
それでも皆頑張って自粛を継続したら、その後は劇的に数字が下がってきました。
これは皆さんが必死で自粛を守り続けた成果なんですが、その前に大前提として『外出自粛が正しいやり方』だったからです。
外出自粛が間違ったやり方だったとしたら、皆さんがどんなに自粛をし続けていたとしても今でもこんな数字にはなってないと思います。
一時期数字が悪化したときは「このやり方は間違っているのでは?」と思った人もいたと思いますが、いい結果が出たということは正しいやり方だったんです。
せどりも同じで、正しいやり方であれば、やり続けることで必ずいい結果が出ます。
はっきり言いますが、正しいやり方のはずなのに結果が出ないというのであれば、それは『正しいやり方ではない』もしくは『正しいやり方のとおりにできてない』からです。
せどりの結果はダイレクトに数字で出るのでめちゃくちゃわかりやすいです。
もちろん、コロナ自粛の結果ように一生懸命頑張っても最初は数字にバラツキはあると思います。
しかし、最初のバラツキの出る時期を経過すれば、やればやるほどダイレクトに数字に反映されるようになります。
その後、せどりに慣れていい結果を出せるようになったとしても、その手を止めると数字はまた悪化していきます。
でも、本当に正しいやり方ができる人は、またそれをすぐに取り戻せます。
つまり、何をするにも共通点はあり、正しいやり方でやらなければどんなに頑張っても結果は出ないし、正しいやり方できちんとやっていけば結果は必ず出るということなんです。
今回の記事では、コロナとせどりの共通点を用いて解説しましたが、それ以外の何でも結果を出すためには『正しいやり方』が必須です。
ダイエットにしろ、勉強にしろ、スポーツだって睡眠だって『正しいやり方』というものがあります。
コロナ自粛は全体で80%以上を達成しない限り結果は伴わないと言われてましたが、皆さん頑張ってそれを実行しました。
これをせどりに置き換えると、せどりは利益率50%程度にならない限り結果は伴いません。これは経験上断言できます。
利益率10%程度の新品せどりや、利益率30%程度の一般的な中古せどりをやっていても、リアルにお金なんて残らず在庫として残るだけです。
それなのに、せどりをしている殆どの人は「もっと売り上げを多くしていけば手元に残るお金も増える」と信じて、どんどん月商を上げていこうとします。
その程度の利益率では、月商を上げれば上げるほど自分の首を締めていき、一直線に破綻への道を進んでいるのにも気付かずに・・・。
残念ながら、月商マジックに取り憑かれる人は多くても、利益率50%程度を出すせどりを実行している人は皆無です。
さて、今回のコロナ禍で、この国の本質的な部分が少し見えた気がします。
私たちは子供の頃から『右へ倣え』という教育を受けてきました。
それはそれで良い点もありますが、『時にはまわりを疑う』ということも必要だと思います。
私は今のように稼げてなかった時代は、ネット上の有名せどらーさん達を尊敬の眼差しで見ていました。
でも、その人達を信じて最終的に破産寸前の自殺未遂まで行ったことで、いい意味で全てが崩壊しました。
今では本当に信じていい人かそうでない人かを見抜くことができるようになりましたが、それは右へ倣いながらも常に本質部分を見ているからです。
せどりの本質として、一番大きいのは利益を出すことです。
月商を大きくすることではありません。
仕入れに使ったクレジットカードの支払いのために続けるせどりではなく、確実に利益を残してそれを増やしていく正しいせどりをすることで、ダイレクトに数字として見え、更にそれを伸ばすモチベーションにも繋がると思います。
外出自粛でコロナ終息の本質に迫る感染者数の減少が見えてきています。
せどりも常に本質を見て正しいやり方で考えて行動していけば必ず成果が現れますよ。
頑張っていきましょう!
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