『器(うつわ)の大きい人』って尊敬できますよね。
上司であろうと同僚であろうと、友達でも恋人でも、器の大きい人と一緒にいるとこちらまで精神が落ち着き安心できます。
でも、人が持っている器っていったい何のことなんでしょうか?
あなたは具体的に説明出来ますか?
私は具体的には説明できません(^^;
でも、私の人生経験から感じる「これが人の器ってやつかも?」というものはあります。
あくまでも私の個人的な考え方なので、違う考え方の人もいると思いますが、ご興味がありましたら読んでみてくださいね♪
「人の器」「せどりの器」とは
私が考える『人の器』とは、その人が持つ「最大のポジティブ」と「最大のネガティブ」の範囲の広さだと思います。
日々生活していると、楽しいことも苦しいこともたくさんありますが、どんなに良いことでもどんなに悪いことでも、器の大きい人は、最大のポジティブと最大のネガティブの範囲が広いのであっさりと吸収してしまいます。
半面、最大のポジティブとネガティブの範囲が狭い人を横から見ていると、良いことも悪いことも必要以上の反応をしてしまい、テンパったりパニクったりで、器からこぼれた部分をまわりにまき散らしてしまいます。
まあ、良いことで必要以上に反応してしまうのは、まわりにも幸せを伝達してくれる面もありますけどね。
これは経済でも恋愛でも日常生活でも共通して当てはまるので、私が考える『人の器』とは、その人が持つ「最大のポジティブ」と「最大のネガティブ」の範囲の広さだと思っているわけです。
できれば私自身も器の大きな人になれるといいんですけど・・まだまだ修行が足りません(^^;
さて、この器の話をせどりに向けてみると共通した部分が多くあります。
私は『人の心理』をもとに、絶対負けないせどり手法を確立しています。
おそらく日本中を探しても、ここまでの利益を出し続けているやり方は数少ないと自負しています。(決して自慢しているわけではなく信念を持っています)
『ビジネスは戦(いくさ)と同じ』
「戦に負ける=死」を意味するように、ビジネスも同じです。
ビジネスをするのなら、絶対に負けないやり方をしなければ、死が待っています。
せどりをやっていると、私たちの意思とは関係なく、様々な不可抗力がありますよね。
- 手数料アップ
- 送料アップ
- 返品
- 真贋
- コロナ
などなど、この数年だけでもいろんなことがありました。
そして、これからも今まで以上の不可抗力は必ず降りかかってきます。
併せて、不可抗力ではなくて、「自分の意志でやったことが間違っていた」という現象も多々あります。
- 想定売価の読み間違え
- 回転期間の読み間違え
などです。
どれが起ころうと、絶対に負けない戦い方をしなければ「死」が待っています。
どんなに最大のネガティブが発生しようとも、器の大きい人のようにあっさりと吸収できて、ビジネス全体に影響を与えない戦い方。
これが“せどりの器”の大きさです。
具体的に“せどりの器”を解説します。
器の小さなせどりをしている人
器の小さなせどりとは、特定のジャンルだけを取り扱うなどの意味ではなくて、「Amazonとの価格差やランキングなどの表面的なものばかりを指標にしてせどりをしている人」のことです。
仕入れ価格とAmazon販売価格なんて、ただの引き算なので小学生でも理解できます。
正確には、手数料や送料などが掛かるので単純な引き算ではないとしても、アプリなどで利益計算をしてくれるので、もしかすると引き算するより簡単かもしれませんね。
また、Keepaもネットで調べれば誰でも見方は理解できます。
『アプリなどで利益計算やKeepaの売れ行きを確認して仕入れる』
↑これがまさに器の小さなせどりの正体です。
あなたも心当たりありませんか?
「ランキンググラフの波形が○○」
「ライバル出品者が○○」
なんて言葉。
こんな上っ面の情報なんて、せどりをやってれば誰でも理解できることですよね。
つまり、仕入れの指標とするものが『誰でもできること』なので、結果『誰でもライバルになりうるせどり』をすることなっちゃうんです。
また、誰でもできることなので、そもそもの利益も少ない傾向が強くなります。
仕入れ価格の2倍で販売するような商品を取り扱う人はたくさんいますが、、
例えば、2000円で仕入れて4000円で販売し、粗利1000円の商品を出品したとします。
想定どおりの4000円で販売できると、粗利も想定どおりの1000円出ますが・・
誰でも仕入れできる商品なら、誰でもライバルになりうるということなので、ライバルの質もかなり悪くなる傾向があります。
質の悪いライバルは「安けりゃ売れる」と簡単に考えて簡単に値下げしてきますし、それでも売れなければ更に値下げしてきます。
4000円で販売予定していた商品ですが、わずか500円の値下げとなっただけで利益も半減するし、利益率なんて目も当てれなくなります。
たったそれだけの利益を得るために、2000円も投資していることになるんですよ!
なにが言いたかったかというと、器の小さなせどりをしていると、器の小さな商品とお付き合いすることになるので、当然その商品を取り扱っているライバルの器も小さく、お金も残らなくなるということです。
よく、「年収を上げたければ、目標とする年収の人たちだけと付き合え」と言われているのと同じことですね。
「Amazonは値下げ競争にまきこまれる!」と嘆いている人が多いですが、それは決してAmazonのせいじゃないですよ。
不毛な競争に巻き込まれる人は、その場所から離れようとしない自分自身に原因があるんです。
器の大きなせどりをしている人
器の大きなせどりをしている人は、誰でも仕入れできるような商品はも言うまでもなくもちろん仕入れできます。
しかし、仮に誰でも仕入れできるような商品をチェックするとしても、誰よりも厳しい目で見て、逆に捨てることも多々あります。
「確実に売れるのはわかっている」
「でも、この利益を得るためにこんな金額は投資できない」
「この金額を投資するなら、他の商品に投資したほうがはるかにリターンがある」
という感じです。
誰でもできることに対して、誰よりも厳しい目でチェックしているため、不毛な値下げ競争に遭遇することなんてまずありません。
例えば、300円で仕入れて4000円で販売し、粗利3000円の商品を出品したとします。(例えが異常と思うかもしれませんが、こんなの日常茶飯事です)
前述のとおり、値下げ競争なんてまず無いので、必要なのは「最大のネガティブ」だけです。
「最長いつまでに販売し、最低いくら以上で売るか?」
もちろん一番ポジティブな価格で想定どおり売るつもりで仕入れていますが、最大のネガティブをきちんと予測して「最長でもいついつまでに販売して、最悪でもいくらの利益が出る」という形で主導権を持って決定できるんです。
しかも、ビジネスの基本を忠実に守っているので、最大のポジティブとネガティブの範囲はより広くなります。
まさに「せどりの器が大きい」とうことですね。
物販って、普通なら購入時期や購入価格は購入者が決めます。
なぜなら、購入者の需要に対して、時期と価格がマッチしない限り売れないからです。
でも、器の大きいせどりをしていると、全く逆の現象が起こります。
お店で仕入れをする段階で、「この商品は、ターゲットを〇〇にして、〇〇の時期までに〇〇円以上で販売する」
これを私たち販売する側が決めれます。
だから、どう転んでも結果が出る『負けない戦』ができるようになるんです。
- 手数料アップ
- 送料アップ
- 返品
- 真贋
- コロナ
- 想定売価の読み間違え
- 回転期間の読み間違え
なにがあろうと、せどりの器が大きければ関係なし。
逆に、不可抗力があればあるほど、器の小さなせどりをしている人たちは淘汰されて消えていくので、こちらはますます繁栄していけます。
器の大きなせどりをしていると、精神が落ち着き安心できます。
だから、本当に稼ぎたければ『人の器』のように“せどりの器”も大きくしましょう。
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