2月27日に、Amazonから該当者に対して“あるメール”が一斉に配信されました。
どんなメールが配信されたかというと、『【重要/対応要】○○製品に関する書類をご提出ください』というタイトルのメールです。
こんなタイトルのメールが届いたら、「真贋がきたのか!!」と驚く人も多いと思いますが、このメールは真贋に関するものではありませんのでご安心ください。
ちなみに、真贋にビビっている人が多いですが、そんなのにビビる必要なんてありませんよ^^;
真贋で回避できないものは1種類だけです。(それも備えあれば回避不可能ではないですが)
その他の真贋は全て回避可能ですから♪
さて、Amazonから来たメールに話を戻しまして、このメールはもちろん私のところにも届きました。
ちょうどコンサル同行仕入れをしている最中に届いたので、メールタイトルだけを読んで「あっ、あれね!」って感じでスルーしました♪
その後、何人かの読者さんからこの世が終わってしまうかのような切羽詰まった問い合わせをいただきましたが^^;
ということで、今回Amazonから来たメールを掲載してみますね↓
出品者様
平素よりAmazon.co.jpにご出品いただきありがとうございます。
このメールは、審査を必要とする製品を販売されている出品者様にお送りしています。当サイトは、お客様に安全、快適にショッピングを楽しんでいただけるよう常にサービスの向上に努めております。この度、その一環として、当サイト上で出品されている対象商品について、法令が定める安全要件を満たしていることを確認するため審査を行うことになりました。対象商品を引き続き出品する場合は、本メールを受け取られたメールアドレスから、担当窓口宛に以下の情報を期限までにご提出ください。期日までに情報をご提出いただかない場合は、対象商品の出品は取り下げられますのであらかじめご了承ください。なお、本日より新規に登録をされた対象商品に対しては猶予期限なしで本日から安全要件が適用されます。
対象商品:加湿器
加湿器(「加湿機」とも表記)とは室内の加湿のために使う空気調和設備であり、機器内部に収容されている水分を空気中に放出し、加湿する機能を有します。
期限: 2020年3月26日
担当窓口:jp-electronics-safety@amazon.co.jp注意: 申請を受け付け後、確認までに時間がかかる場合があります。この間、重複するケースの作成は控えてください。重複提出は審査の遅れの原因となります。
1. 会社名
2. 出品者トークン
3. Eメールアドレス
4. 電話番号
5. 出品を申請(または販売の継続を希望)するASINのリストとASIN毎の輸入業者(製造者)の名称・工場名称
6. ASINごとに以下の書類を提出してください(添付する文書のファイル名にASINを含めてください)特定電気用品以外の電気用品(PSE)
1) 電気用品製造事業届出書もしくは電気用品輸入事業届出書の写し(この書類には、経済産業省(METI)の受領印が押印され、型式の区分表が記載されている必要があります)
2) 定格銘板(PSEマークが付されている箇所)の写真(PSEマーク、届出事業者名、定格電圧などが読み取れること)
3) 定格銘板に経済産業省へ届け出た事業者名とは異なる名称(略称)を表示する場合、経済産業省から承認を受けた際の根拠となるもの
4) すべての完成品の自主検査記録注意: 審査状況によっては、追加で書類提出をお願いする場合があります。あらかじめご了承ください。
注意: なお、上記情報の提出をもって、出品者は提出した情報が真正かつ正確であることを表明し保証したものとみなされます。上記表明保証に違反した場合、出品権限が剥奪される場合がありますので、ご了承ください。関連法令
経済産業省「電気用品安全法」
https://www.meti.go.jp/policy/consumer/seian/denan/act.html今後ともAmazonをよろしくお願いいたします。
Amazon.co.jp
これが私のところに届いたメール内容です。
なんか難しくてよくわからないですね。。
読解力のない私は、多分皆さん以上によく分かってないと思います^^;
まあ、かなり平たく言えば、
あんた加湿器を出品しているでしょ!
加湿器を出品するには、日本の法律に則って提出してもらわなければいけない必要書類があるから、3月26日までに必ず出しなさい!
きちんとした書類を提出しない場合は、出品の権限も剥奪するわよ!
(末尾がオネエ 笑)
といった感じなのかな?と思います。
読解力が低いので間違ってたらすみませんm(_ _)m
私のもとには、これと全く同じのメールが去年の5月末に初めて届いています。
その時は電気ヒーター製品に関してでしたけどね。
でも、当時はどんなに考えてもAmazonがこのメールの内容どおりのことを私たち個人のせどらーに言ってるとは思えなかったんですよね・・・。
だって、このメールを額面どおりに読み取ったら、現在Amazonというプラットフォームを利用している出品者のほぼ全員が二度とAmazonで商品を販売することができなくなってしまいます。
なぜなら、個人レベルや中小零細企業では、期限内にこんな書類を集めることなんてできないですからね↓
特定電気用品以外の電気用品(PSE)
1) 電気用品製造事業届出書もしくは電気用品輸入事業届出書の写し(この書類には、経済産業省(METI)の受領印が押印され、型式の区分表が記載されている必要があります)
2) 定格銘板(PSEマークが付されている箇所)の写真(PSEマーク、届出事業者名、定格電圧などが読み取れること)
3) 定格銘板に経済産業省へ届け出た事業者名とは異なる名称(略称)を表示する場合、経済産業省から承認を受けた際の根拠となるもの
4) すべての完成品の自主検査記録
そこで、当時テクニカルサポートに問い合わせをしてみたところ、以下の回答をもらいました。
メールではなく電話でやり取りしたので、正確な回答が残ってないため、大まかに書いています。
このメールの意図することは、該当商品を取り扱う全出品者から書類の提出を求めているわけではないです。
誰かが書類を提出すれば、他の人は今後も出品し続けることが可能です。
つまり、出品者にはメーカや大手企業もいるので、そちらの方から書類が揃ったら、他の全出品者は今までどおり継続して販売できるということです。
個人ではこんな書類を揃えれないことも理解してくれていました。
事実、私は書類なんて提出してませんが、その後ずっと出品し続けています(^^)
ちなみに、昨年から2月27日までの間で、私のところにはこれと同じメールが5通届いています。
つまり5種類の製品について書類を提出しろということですが、もちろん全てスルーして出品し続けています。
冷静に考えたら、ごく当たり前のことですよね?
さて、私がなぜこの事を記事に書いたかというと、本当の趣旨はAmazonからのメールについてではなく、このメールが来た瞬間に私に問い合わせをしてきた人たちに、もっと冷静に物事を考えてほしいと思ったからです。
メールの表面上だけを見て判断せず、本質を考えてほしいんです。
これはせどりも同じで、お店に行って陳列されている表面的な部分だけを見て「仕入れできない」って言ってるのではなく、人の心理を見て冷静に本質を考えてほしいんです。
私に問い合わせをいただけるということは、それだけ私を頼ってくれているということなので嬉しいです。
しかし、せっかくこんな私のような人間が書いているブログを読んでいただいているんですから、このブログを通じて稼ぐためのヒントを得たり、スキルアップにつなげてほしいのが私の望みです。
私もつい数年前のどん底にいた時期は、本質を見ず自分で考えることを怠って、誰かの情報に頼っていました。
でも、今だからわかりますが、他力本願の状態で稼ぐことは絶対に不可能です。
また、他力本願な時期は、正しい情報を見極める事もできません。
なぜなら、“自分”を持ってないので。
めちゃくちゃ説教じみたことを書いてしまって本当に恐縮ですが、稼ぐために特別な能力は必要ないけど、他力本願だけは絶対にご法度ですから、これだけは自分のためと思って理解していただければ幸いです。
Amazonは外資系企業で日本人の心を持ってないような性格は認めます。
でも、Amazonを運営しているのも結局 “人” です。
Amazonだって、完全に自分の首が閉まってしまうようなことを、自分のプラットフォームのプレイヤーに強制してくることは考えにくいですよね。
これからも、Amazonから手数料アップやアカウント関連などのビビるような連絡は来ると思います。
でも、そんな予測は現時点で既にできていますよね?
だったら、既にわかっている将来のAmazonに文句を言うだけでなく、予め私たちがそれを回避できるやり方をしましょうよ。
「任○堂はアカウントリスクが高い」
「正規品と書かれているものは真贋リスクが高い」
こんな情報が出回っていますが、それが本当ならそもそも取り扱わなければいいだけです。
「手数料アップがひどすぎる」
「同業に嫌がらせで注文保留されて商品が売れない」
「値下げ競争がひどすぎる」
じゃあ、文句言ってても何も変わらないんだから、自分からせどりスタイルを変えるべきです。
このように、他力本願の人はネガティブなことに関しても他力本願になります。
「あの出品者がいなくなればいいのに」
「なんでこの出品者はこんなに安くするするんだ」
それが嫌なら自分が変わればいいだけ。
ネガティブに感じる相手に対し、文句だけを言って自分が変わらないのは他力本願そのものです。
「備えあれば患いなし」
打つ手が無くなる前に自ら変わっておきましょう!
コメント
この内容のメールが届いたときはやっべ!っと思いましたが、
冷静に考えていろいろ調べていてこちらのブログにたどり着きました。
めっちゃ安心しました。
出品していた加湿器は一つだけでしたが、念のために出品を取り下げて自宅返送にして
商品詳細を確認しようと思います。
げんじさん
コメントありがとうございます(^^)
不安を取り除けてよかったです。
商品は自宅に返送する必要もないですよ♪