今日の記事は、商品を仕入れる時にモノレートや仕入れアプリ(アマコードなど)だけを見て判断している人へのメッセージです。
店舗せどりをしている人は、商品を手に取ってアプリでバーコードを読み取ったり、型番を打ち込んでモノレートの情報を見ていると思います。
もちろん、そのやり方で商品を仕入れる際のチェックの仕方は間違ってないんですが、モノレートを見て利益も取れるし回転もいい商品だからといってそのまま買い物カゴに入れていませんか?
もしもあなたに思い当たるフシがあれば、この記事を読んで今日から変わってくださいね♪
モノレートの情報はあくまでも参考情報
モノレートの情報は、今この瞬間の情報ではなく過去の情報です。
例えば、モノレートでは新品や中古品の出品者がゼロとなっていても、実際には今日出品した人がいる場合があります。
また、その逆のケースも。
それなのに、モノレートの情報だけを見て、実際のAmazonの出品者状況も確認せず商品を仕入れしていると、家に帰っていざ出品するときに、初めて「想定していた利益が取れない」「回転が悪くなる」ということに気付くことになります。
その他にも、モノレートのランキンググラフの波形を信じ込み、「ギザギザの波が少ないから回転が悪い」「ランキングは良いけど、なぜかグラフの波は動いてないから仕入れできない」など、実際は仕入れできる商品を棚に戻している人も多いです。
以前同行仕入れをしていた時、「家電カメラ」のカテゴリで、ランキング1万位台で有名なメーカの商品を見つけました。
その商品は、仕入れ値800円ほどで、過去の平均価格7000円以上で出品されていました。
ライバルも少ないので、このランキングどおりなら2~3週間以内に売れていくと予想できます。
でも、この商品のモノレートのランキンググラフは、波形がほとんど動いてなかったんです。。
最終的に、私は即売れすることを確信して仕入れをしたんですが・・・
こんな商品に当たったら、あなたならどうしますか?
ランキングが良くても、モノレートのグラフが動いてないのを見て仕入れを躊躇する人が大半だと思います。
でも、これもモノレートの情報だけに頼らず、現在のAmazonの出品者情報やメルカリ、ヤフオクで相場を調べることで確実に売れるかどうかを知ることができます。
このときは、メルカリでチェックしてみると、最低でも5000円で売れていたので迷わず仕入れしました。
でも、出品するのはAmazonですけどね(^^)
仕入れアプリで検索するときは表面上の情報だけで判断しない
アマコードなどの仕入れアプリを使って商品を検索するときも、表面上の情報だけで判断をしている人が非常に多いです。
例えば、仮面ライダーの変身ベルトの中古品が、お店で4000円で販売されていた場合。
アプリで検索すると、こんな表示になりました。
中古が4980円ですね。
この画面を見て、「仕入れできないな」と商品を棚に返してしまう人がとても多くいます。
確かに、仕入れ4000円で売値4980円だったら赤字です。
しかし、ここで表示されている4980円という金額は、中古品の最低価格ですよね?。
これが最低価格だと理解しているのに、この数字を見て諦めるというなんとも理解し難い行動を取る人が多いです。
4980円の出品者は自己発送の人かもしれません。
商品の状態がめちゃくちゃ悪いかもしれません。
ひとりだけとんでもなく安い価格で出品しているかもしれません。
先入観を無くすと、あらゆる可能性が浮かんできます。
実際に現在の出品者情報を見てみると、最安値4980円の出品者のコンディションは、欠品や傷ありで「中古品-可」です。
2番目の出品者は自己発送で5980円+送料350円の合計6330円です。
この価格になると利益は1000円くらいになりますよね。
もちろんこんな利益率で仕入れはできませんが、相手は自己発送なのでFBA出品するならもっと価格を上げれます。
FBA出品者の平均的な価格8000円台で出品すれば更に利益もアップしますので、仕入れ対象となる商品だということがわかります。
しかも、状態が良ければもっと価格を上げれます。
このように、アプリの表面上の情報だけを見て商品を取りこぼしている人は非常に多いです。
お店に行くと数百という商品を検索していくので、「いちいち1個ずつ掘り下げて見ていくなんてできない!」と突っ込まれそうですが、私は全て見ていました。
全て見ていたからこそ、今ではアプリの表面上を見るだけで、「これは掘り下げて見るべき」「これは掘り下げて見る必要なし」と判断できるようになりました。
これも仕入れに大切な「嗅覚」の一種ですね。
※嗅覚についてはこちら↓
まとめ
モノレートやアプリだけを頼りに仕入れ判断をしている人に向けて記事を書きました。
私は仕入れ同行する際に「モノレートだけを見て仕入れ判断しないでね」と口を酸っぱくして言ってます。
モノレートやアプリの表面上の情報だけで商品を見ていくと、取りこぼしや仕入れミスは必ず多くなります。
これを終日仕入れでやるとやらないでは、取れる利益も数万円変わってくるほどです。
(たった1日だけでですよ)
一つの商品を仕入れるために、膨大な情報を掘り下げて見ていくのはかなり効率が悪いと思われるかもしれませんが、最終的にはこのルールを忠実に守って実行していくことが、確実に利益を取るための一番の近道になっていると思います。
情報は表面上だけで判断してはいけません。
併せて、情報の出処はひとつだけで信用せず、あらゆる角度で総合的に判断することで、カゴに入れた瞬間に利益確定となりますよ(^^)
コメント
なるほどです、表面的な価格を追っかけると機会損失してる可能性大ですね。ありがとうございます。
ご理解いただけてなによりです^ ^
結果は全て自分に返ってきますので、仕入れる前にしっかり見ていきましょうね♪