企業でも個人事業主でも、ビジネスをしているからには「仕事」がない限り収入もありませんよね。
せどりをやっている人も同じで、「仕入れ」がない限り収入もありません。
だから、せどりをやっている人は収入を得るために頑張って仕入れをしています。
しかし、多くのせどらーは時間と労力をかけて仕入れに行っても、良い商品を見つけれず時間と労力だけが無駄に消費されていきます。
この時点で既に負のループに入っていますよね。
あなたも経験済みではないですか?
さて、負のループがここで終わればまだ傷は浅いです。
でも、行き当たりばったりの仕入れをしている人はここで終わらず、心の中に“悪い意味での防衛本能”が現れます。
その防衛本能とは、、
「仕入れできないから仕入れする」
もっとダイレクトに言うと
「仕入れできないから無理に仕入れをする」
という行為です。
人間誰でも自分を守る本能がありますので、この行為は致し方ないとは思います。
しかし、これはビジネスでは絶対にやってはいけないことなんです。
あなたがお店に行って成果が出ない時を思い浮かべてください。
せっかく気合を入れて仕入れに来たのに、全く成果がでないあなたの心のバランスは、今ひどく乱れています。
「一生懸命頑張って商品をチェックしたのに何も成果が出なかった・・」
「今日1日が完全に無駄になった・・」
「交通費がもったいない・・」
あなたは負のループの中にどっぷり浸かっているので、思考回路もネガティブな方向にしか回りません。
だから、心のバランスを取るために自分を守ろうとする行動に出てしまいます。
「せっかく仕入れに来たんだから、何かひとつでも商品を仕入れなきゃ」
「売れるかどうかわからないけど、ボウズはいやだから仕入れてしまえ」
冷静な状態では仕入れしないような商品でも、自分で自分を納得させる根拠を勝手に作り、血眼でカゴに入れてしまいます。
これ、あなたもやっていませんか?
目を覚ますために言いますが、あなたがパチンコや競馬をしていて、どんどん負けが嵩んできたとします。
この時点で既に負のループに入っていますよね。
ここでやめれば被害は限定的ですが、、“悪い意味での防衛本能”が出てしまうとドロ沼にはまります。
「少しでも負けを取り戻すためにもう少し賭けてみよう」
「せめて1回だけでも勝って帰ろう」
すごく似ていませんか?
博打はビジネスじゃないですが、せどりはビジネスです。
無理な仕入れをして一時的な自己満になっている人は、ビジネスであるせどりにも関わらず博打と同じ行動を取っているのと同じなんですよ。
「まさに今の自分がそうだ!」と思った人は、悪いこと言いませんので今すぐせどりを辞めたほうが賢明です。
負のループのもっともっと深い闇にはまっていく可能性が高いので。
せどりをビジネスとしてとらえてない人は、簡単にこのような行動に出ます。
これで稼ぎに繋がるのなら、みんなせどりをして世の中にお金で苦労する人なんて皆無になりますよ。
ビジネスは正しいやり方をした人だにお金が集中して注がれる世界です。
小手先のものや感情・精神論で継続できるものではありません。
負のループにはまっている人は、昔の私のようなどん底に陥る前に、せどりをやめるか正しい方向に進むかして、今すぐ脱出するべきですよ。
と、大きな声で忠告して終わりにしたいと思います。
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