「今日は仕入れに行くぞ!」
ひと昔前の私は、そう意気込んで車を出し、次々と店舗をまわっていました。
1店舗目、スカ。
2店舗目、微妙。
3店舗目、何もなし。
気づけば半日が過ぎて、仕入れた商品はゼロ。
重たい体で家に帰る車内は、まるで“敗北”を物語るような無音の空間でした。
自然と涙が出てしまい、車を停めてむせび泣いたこともあります。
せどりって、本当に稼げるのか・・?
店舗せどりを始めたばかりの頃、私もまさにこのような日々を繰り返していました。
一日中動き回っても成果が出ず心が折れそうになる。
帰宅後も出品作業をする気になれず、
「この時間、全部ムダだったんじゃ…」
そんな自己嫌悪に襲われることもしばしば。
副業のはずなのに、なぜかメンタルを削られる。
この感覚、あなたにも覚えがありませんか?
あの「坊主の日」には、実はヒントが詰まっていた
振り返れば、仕入れゼロだった“坊主の日”にこそ、成長のヒントが詰まっていました。
- なぜあの店舗では何も見つからなかったのか
- 自分はどんな商品ばかりをチェックしていたか
- 仕入れ判断の基準が、ブレていなかったか
あのときはただ疲れて帰ってきただけでしたが、今思えば、それらは全て「改善材料の宝庫」だったんです。
「坊主の日だって資産になる」
せどりで成果が出る人には共通点があります。
それは、失敗をただの失敗で終わらせないということ。
私も経験してきました。
- 誰にも言えなかった孤独
- 自分だけが仕入れられないんじゃないかという不安
- SNSに流れるキラキラした利益報告に心が折れそうになる日々
でも、だからこそ今は言えるんです。
坊主の日も、必ず資産になる!
せどりで本当に稼げるようになるには、ある程度の“失敗”が必要なんだと。
「やり方」を疑ったことで世界が変わった
ある日、私は思いました。
「もしかして、そもそも見ている場所や商品、つまりやり方自体が間違ってるんじゃないか?」
そこから、これまでの仕入れ行動を一つずつ見直してみたんです。
- どのジャンルをよく見ていたか
- どの棚で時間を浪費していたか
- 売れる商品の基準を本当に理解していたのか
- 仕入れて売れ残った商品には、どんな特徴があったのか
こうして、自分の中で「検証→改善」の習慣を強制的につくりました。
「見なくていい商品」を捨てる勇気
改善の第一歩は、「見る商品を絞る」ことでした。
見る商品を絞るというよりも、見ない商品を明確にすると言った方が正しいかもしれません。
- 明らかに効率が悪いジャンルは捨てる
- 単価が低すぎる商品は除外する
- “売れた理由”を毎回メモする
- “売れなかった理由”にも必ず向き合う
これらを徹底したことで、店舗仕入れの精度が劇的に変わったんです。
結果、1ヶ月後には・・・変化は数字となって現れました
(ちなみに、正確には1ヶ月もかからず3週間後でした)
- 坊主の日がゼロに
- 粗利率は13%から55%へ
- 仕入れ時間は半分以下に
- メンタルも安定し仕入れに行くのが楽しくなった
この経験から断言します!
せどりは「続ければ稼げる」ビジネスではありません。
正しく続けた人が、結果を出せる世界です。
【店舗せどりで仕入できない人へ】意識すべきポイントまとめ
もし、あなたが今、
- 店舗に行っても成果が出ず、落ち込んでいる
- 商品が見つからないことで、せどりを辞めようか悩んでいる
- SNSの情報に振り回され自信を失いかけている
と感じているなら、まずは以下のポイントを意識してみてください。
1. 失敗は“検証材料”である
→ 落ち込むのではなく、原因をメモするだけでOK
2. 「見なくていい商品」を明確にする
→ 時間をかける場所を絞れば、成果は上がります
3. 「売れた商品の理由」を必ず考察する
→ 再現性が生まれ、利益の軸が安定します
今つらいなら、それは「変わるためのサイン」です
私も何度も「もう無理かも」と思いました。
でも、“やり方”を見直すことで、結果が劇的に変わりました。
焦らなくて大丈夫です。
苦しいと感じる今こそが、成長のチャンス。
そして、もし一人でその壁を越えられないと感じたら、遠慮なく私のLINEで相談してください。
【最後に】せどりで挫折しそう→それでも続ける理由がある人へ
「せどりで商品が見つからない日」
「何も仕入れられなかった日」
「SNSを見るたびに焦る日」
そのすべてが、あなたの“資産”になります。
あとは、正しいやり方と視点さえ持てば、1ヶ月後には驚くほど世界が変わります。
諦める前に、もう一度だけ“考え方”を見直してみませんか?
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