Amazonの内部には、私たち出品者を常に監視しているような「アカウントスペシャリスト」というところがあります。
ここは、時々私たちが出品などに関して質問をする「テクニカルサポート」とはまったく別物と考えてください。
テクニカルサポートは、商品やお客様のことで不明点などを質問すると丁寧に答えてくれるところです。
いわば出品者のパートナー的存在ですね。
一方、アカウントスペシャリストは私たち出品者がガイドラインに違反していないかなどを常に監視しているような場所です。
こちらは出品者にとってちょっと厄介な存在とでも言いましょうか。
でも、きちんとガイドラインを遵守して出品していれば何の問題もないので、悪質な出品者を取り締まってくれるという意味ではありがたい存在です。
世間で言えば警察のような感じですね。
この例えがまったく正しいとは言えませんが、両者に対して私はこのようなイメージを持っています。
ただ、アカウントスペシャリストが本物の警察官のように話がわかる存在ならまだいいんですが、本当の姿はあまりにもビジネスライクで話が通じないレベルです。
この記事では、そんなアカウントスペシャリストから連絡が来てしまった時にどう対処するべきか、実際の例を挙げて説明したいと思います。
アカウントスペシャリストからの連絡
基本的に、出品した商品やアカウント自体に問題がある場合などに連絡が来ます。
問題があると、Amazonに登録しているアドレスにメールが届きますので、そちらで確認できますし、「seller central」の画面でも確認することができます。
ここのフラグにいつもと違うマークが付いていると、お知らせが届いているということです↓↓
また、「パフォーマンス」からも確認ができます。
「Amazon.co.jpからの重要なお知らせ」とありますね。
このタイトルで連絡が来た時は、あまりよろしくないお知らせです^^;
今回(といってもずいぶん前ですが)来たお知らせの内容はこんな感じでした。
「商品詳細ページの記載と実際の商品が一致していない可能性があるよ」という通知ですね。
もっと平たく言えば「ニセモノを出品しているんじゃないの?」って言いたいんだと思います。
これを商品ページのものと同じ商品だということを証明する資料を提出しろとありますね。
「本日より7日以内に、これらの商品が商品詳細ページに記載されている状態で、正規のブランドの商品であることを証明する請求書を添付の上ご返信ください。」
しかも、送らなければあなたのアカウントを使えなくするよとも言ってます。
「お送りいただけない場合、直ちにアカウントを閉鎖させていただくことがございますので、ご留意ください。」
ある日突然こんな通知が来たら、かなりビビってしまうと思います。
私も最初は「もうAmazonで販売ができなくなるのか」とビビりました^^;
でも、大丈夫です。
このメールに対する私がした対処方法をお教えしますね。
対処方法
ここで改めてアカウントスペシャリストが要求してきたことをおさらいすると、「本日より7日以内に、これらの商品が商品詳細ページに記載されている状態で、正規のブランドの商品であることを証明する請求書を添付の上ご返信ください。」
でしたよね。
つまり、この要求さえきちんと満たせばオールOKということです。
1. 時間は7日ある
2. 商品を商品詳細ページに記載されたままにしておく
ここまでは承知・・・
3. 正規のブランドの商品であることを証明する請求書を添付して返信
ここが最大の難点ですね。
私はメーカーや卸問屋から商品を仕入れているわけではないので、こんなもの入手できるはずもありません。
私じゃなくても、ほぼすべてのせどらーさんはそうですよね。
では、この最大の難所をどう乗り越えたか・・・
私はアカウントスペシャリストに対し、商品の仕入れ方法から、出品時のバーコードの番号が同じであるかきちんとチェックして出品したこと、今回指摘されたことはまったく想定外だったことなど、とにかくあるがままの事実を述べ、最終的に当該商品は未来永劫二度と出品しない旨を宣言しました。
結果
アカウントスペシャリストからこのような連絡が来ました。
冒頭「下記商品について、情報をご提供いただき、ありがとうございます。」とありますが、情報は一切提供していません^^;
おそらく定型文ですね。
この連絡でどうなるのかというと、今回の件はこれにて一件落着という意味です。
途中「期日内に資料のご提示がない場合は、審査が正常に通過しない事から、別途ご案内のメールを出品者様にお送りさせていただく事になりますので予めご了承ください。」
と言っていますが、これも定型文と思われます。
アカウントスペシャリストが許してくれてない場合は、いつまでも「これとこれとこれの資料を提出しろ」と(これまた定型文で)言ってきますが、今回はそれがないのでOKという判断です。
事実、その後何の問題もなくAmazonで販売し続けていますので。
まとめ
今回はアカウントスペシャリストからの警告が来て、使用しているAmazonアカウントが危機にさらされている場合の対処を説明しました。
私は過去に3回ほど警告を受けていますが、今回例に出した警告はその中でも一番ゆるいものです。
一番きついものでは、実際にアカウントを停止された経験もあります。(復活させましたけど)
このように、アカウントスペシャリストからの警告は真面目に販売をしているつもりでも、理不尽な警告が来るケースもあります。
でも、警告が来たからと言ってあたふたせずしっかりと腰を据えて対応していきましょう。
ただ、警告を無視することだけは絶対に避けてくださいね。
そんな事をしていると、アカウントの停止どころか完全に削除されてしまいますので。
アカウントを削除されてしまうと、どんな事をしても復活は不可能と思ってください。
なお、警告が来たのはすべて新品商品に対してです。
中古品に対して警告が来ることは余程変なことをしていない限りないのではと思います。
それでは、楽しんでせどりをやっいていきましょう♪
コメント
重要なお知らせが最初に来た時は、顔面蒼白になったのは良い思い出です。。。
私も最終的に指摘頂きました商品の販売を二度としない事を伝えて事なきを得た経験がありますが、返事が来るまで睡眠不足になりました。指摘されていたのは「新品商品でない」とご連絡がありました。残していた写真で新品未開封商品だったことを伝えましたが定型文ばかりでなかなか話が進まなかったですね^_^;
定型文のスペシャリストのように考えましたね。
私は新品せどりをしておりますので、お知らせリスクが高い事も悩みの一つですので、
安心してお仕事ができるような環境になりたいものです(^v^)
あと、作成しましたブログですが『https://nanairoosaka.xsrv.jp/』を貼りつけて頂くか、コメント欄の私の名前のリンクから飛べるようです。
お時間があります時に閲覧して頂けましたらうれしいです。
「定型文のスペシャリスト」って..
あまりにも的を得すぎていて吹きそうになりました(^^)
ブログ拝見しました!
いいですね♪
またアドバイスしまーす(^^)