世の中には様々なビジネスが存在していますが、慈善事業を除けば基本的にどれも物販ビジネスと同じものになります。
物販ビジネスでパッと思いつくのは、身近なところで言うとコンビニやスーパーマーケットなどがありますが、もう少し角度を変えて考えて見ると、美容室やエステサロンなども物販ビジネスと同じなんです。
美容室やエステサロンでは、一般的に「技術」を売って対価を得ますよね。
つまり『技術という物』を販売している物販ビジネスなんです。
さらに視点を変えてみると、お医者さんや弁護士さんたちも物販ビジネスと同じです。
お医者さんや弁護士さんは、『知識という物』を販売している物販ビジネスなんです。
そのほか、芸人さんやアナウンサーもサッカー選手も、みんな物販ビジネスと同じことをやっているんですよ。
- 『物』を売って対価を得るビジネス
- 『技術という物』を売って対価を得るビジネス
- 『知識と言う物』を売って対価を得るビジネス
- 『特技という物』を売って対価を得るビジネス
他にも様々ありますが、世の中のビジネスの基本形は全て物販ビジネスなんです。
この共通点、とっくに気づいている人も多いと思うので釈迦に説法ですみません。
でも、もっと根本にある共通点には気づいていますか?
めちゃくちゃ簡単ですよ。
もったいぶらずに答えを言うと、、
全部『人に対するビジネス』だということです。
そうです。ビジネスって必ず相手(人)が存在しているから成り立つものなんです。
例えば、NPO団体のように相手から直接対価をもらわないようなビジネスでも、補助金・寄付金・助成金などの収入源があるように社会全体という相手がいるんです。
つまり、なにが言いたいかと言うと、ビジネスできちんと利益を出して継続していくためには、相手(人)を理解していないと絶対にうまくいかないってことです。
だって、相手を知り、相手に納得してもらえない限り対価なんて払ってくれませんからね。
ここまで読んで、「そんなの常識だ!」って思われましたか?
「当たり前のことを書くな」と思われましたか?
そう思っていただいて全然大丈夫です^^
でも、「常識だ」と思ったとしても、あなたはその常識をきちんと理解してビジネスに応用できていますか?
私はせどりについて発信していますので、せどりに置き換えて話しますが、きちんと人を理解して実務をしている人をみたことがありません。
これからせどりを始める人でも、ほぼ全員が「どんなジャンルが稼げるの?」「仕入れって難しい?」「本当に売れるの?」など、明後日の方向から質問してこられます^^;
また、せどりを何年もやっていて経験豊富な人でも、同じように見当違いな部分を気にしている人ばかりです。
つまり、皆さんせどりをビジネスとして理解できておらず、ビジネスで勝つための根本部分である『人』を理解しようともしてない(そもそもそんなことに気づいてない)から、うまくいかないんです。
例えば、エンジンが搭載されてないハリボテの車を眺めながら、「なんでこの車は動かないんだろう?」って悩みに悩んで考えている人がいたらどう思いますか?
「この人、車の中身を見ず表面だけを見てエンジンが無いことに気づいてないw」って笑ってしまいますよね?
せどりも一緒で、どんなに頑張ってもうまくいかず「なんで稼げないんだろう?」って悩みに悩んで考えている人だらけですが、そんな人たちは中身の根本的なエンジンになる部分(人)を見てないから、先ほどの車を眺めている人と同じことなんです。
大きな声では言いませんが、、
根本部分(人)を見ずに「自分、ビジネスやってます!」なんて自慢しても、、
笑われちゃいますよ^^;
「稼げる手法はなんだろう?」と探し続けている人は、ハリボテの車のデザインだけを見て飛びついている人。
どんなに見た目のいい車でも、エンジンが無ければ動きません。
繰り返しになりますが、ビジネスには必ず相手となる人がいます。
あなたが何かを購入しようとするとき、納得できないものに対してお金を払いませんよね?
物によっては妥協して購入する場合もあるでしょうが、それは自分の中で妥協しながらも納得できるから対価を払っているんです。
そのような人の心理も全部理解して、すべてが思いどおりに進んでいくんです。
自分で主導権を持って勝つビジネスを継続していけるんです。
以上、人の心理を理解しようともせず、せどりを始めても絶対に思いどおりにいきません。
利益が出たとしても、それはたまたまで一時的です。
未来永劫潤沢な利益を出し続けるなんて不可能です。
だから、今からせどりを始める人や、思うような結果を出せないけどこれからもせどりを続けないといけない理由がある人は、ビジネスで絶対に無視できないエンジンとなる部分に注目してください。
それができないなら、やろうとしないなら、逆にあなたの “ハリボテビジネス” が『人の心理』に押し潰されて取り返しがつかない日が必ずやってきます。
なぜなら、相手(人)に必要ないものは淘汰されるのが市場というものだから。
『ビジネスは人』です。
その『人』を理解して勝ち続けるビジネスをやっていきましょう。
コメント