【中古せどり】仕入れて売るまでの原理原則

せどりで一番の悩みとなる仕入れというか原理原則について書きたいと思います。

 

私は１０年以上前からせどりをやっていますが、始めた当初は仕入れにめちゃくちゃ悩みました。

 

お店に通っても通っても仕入れできそうな商品が見つからない。

 

Amazonより安くて利益が取れそうな商品は時々見つかりますが、売れ行きを見てみると全然売れてない。

 

逆に、よく売れてそうな商品を見つけても利益が取れない。

 

こんなことの繰り返しでした。

 

それでも当時は、「お小遣い程度稼げればいいや」なんて適当にやっていたので、悩んではいましたが困ってるという程ではありませんでした。

 

「別にせどりで稼げなくてもいい」って思ってたので。

 

しかし、それから状況が変わり、せどりで稼ぐ必要性が出てきた時、「このままでは非常にまずい！」と強く感じたことを覚えています。

 

絶対に稼がないといけない状況になったので、せどりの情報発信している有名な人に迷わずコンサルを申し込みました。

 

そして、店舗仕入れのやり方を教わり、お店に行って実践してみると以前よりは仕入れできるようになりました。

 

でも、教えてもらった仕入れ方法って今振り返るとノウハウでも何でもないことだったんですけどね。

 

「店舗に行って、ワゴンセールの商品だけを見てください」

 

これがウン十万円のコンサルフィーを支払って教えてもらったノウハウです(^^;

 

 

さて、そんな私のことはどうでもいいんですが、ここからはあなたについてお聞きします。

 

単刀直入に！　仕入れできていますか？

 

あなたがもし「仕入れできている」という回答をしたなら、なぜ仕入れできているのか明確な理由を述べれますか？

 

なんでこんな質問をするかというと、この部分が「仕入れて売るまでの原理原則」だからです。

 

 

以下、仕入れできている人もそうでない人も自分自身と照らし合わせながら読んでみてくださいね。

 

ひと口に「仕入れ」と言っても、商品を仕入れるということは売り切る段階まで全部つながっています。

 

仕入れ＝商品を売る

 

ということです。

 

逆に言うと、商品を売る能力無くして仕入れは成り立ちません。

 

つまり、仕入れスキルとは、仕入れる段階で、（誰に対し、どのプラットホームで、いくらで、いつまでに、どうやって）売るかを全部ストーリーを立てて、その通りに完結することです。

 

これは実際の商売でも同じですよね？

 

例えば百貨店のバイヤーさんが仕入れをする時、何を考えて仕入れをしますか？

 

せどりの仕入れスキルと全部重なりまりますよ。

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■誰に対し

顧客層を明確に決める

顧客の顔までリアルに見ている

 

■どのプラットホームで

店舗で売るのか通販にするのか？

店舗なら売り場のどこに陳列するのか？

 

■いくらで

顧客が購買するであろう最適な価格帯を見極める

需要と供給のバランスは？

 

■いつまでに

いつまでに売り切るか主導権を持って設定する

期間内に売り切る最適な仕入れ数を見極める

 

■どうやって

顧客の悩みに訴求

より購買欲を搔き立てる売り方

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その他にも、バイヤーさんが仕入れする時には、様々な角度からストーリーを立てて、絶対に負けない戦略どおりに商品を選定します。

 

何も考えず、他のお店が売っている商品情報を頼りに仕入れしているようなバイヤーさんなんて皆無です。

 

そんなことしていたら、お店自体の魅力がなくなり衰退していきます。

 

↑せどりをやっていて、こんなこと考えたことありましたか？

 

考えてもないし、そもそもこんなことに思い自体が行ってないですよね？

 

だから、仕入れできず悩んでいる人はもちろん、現在仕入れできている人でも、明確な理由を述べることができないんです。

 

今現在、きちんと仕入れできている人でも、明確な理由を述べれないなら、時の経過や少しの不可抗力で仕入れ不能な人になります。

 

一方、バイヤーさんのように明確な理由を持って仕入れしている人は、時代が変われど不可抗力があれど、場所が変われどいつでも結果を出します。

 

• バイヤーさんは、常に「顧客(人)」を見て、「顧客(人)」に対し結果を提供してあげているので、その見返りがバイヤー自身の結果となる
• バイヤーさんは、常に「顧客(人)」を勝たせてあげているので、その結果の見返りがバイヤー自身の勝利となる

 

意味わかりましたか？

 

商売は人に恩恵を与えることで成り立ちます。

 

恩恵がなければ対価なんていただけませんから。

 

自分のことを考えて商売していても成り立たないんです。

 

一時的に成り立っても継続なんてできないんです。

 

「せどり」って言葉。

 

軽く聞こえますよね。

 

せどりやっている人は「商売」をしてないですよね。

 

せどりの情報発信している人も商売できている人は皆無なので、いいかげん商品情報やテクニックともいえないものを流して情報弱者を食い物にするのはやめましょう。

 

情報発信するなら、情報発信する人間としての責任を持ちましょう。

 

 

さて、商売は「人」で成り立っています。

 

せどりのような物販は、人が存在する限り絶対に必要なものです。

 

物販がなければ、人は生きていけなくなります。

 

私たちは「人」の存続に関わる非常に重要な仕事の一端を担っているんだという責任を感じてください。

 

その意識があれば、人の心理を基軸とした本当の商売ができて、あなたも恩恵を受けることができます。

 

その恩恵があなた自身の稼ぎです。

 

仕入れできない人、仕入れできても明確な理由が述べられない人は、原理原則を理解し、根本から正しい道を進んで行ってくださいね。

 

以上、釈迦に説法で失礼いたしましたm(__)m